SwitchのNATタイプとは?A〜Fの違いと大丈夫な目安
Switchの接続テストでNATタイプA・B・C・D・Fのどれかが表示されて、「これって大丈夫なの?」「Aじゃないとダメなの?」と不安になっていませんか?
NATタイプは、かんたんに言うとオンラインで相手とつながるときの通りやすさの目安です。
ただし、A・B・C・D・Fはそれぞれ状態が違い、Bなら基本的に問題ないこともあれば、DやFなら設定や回線側を確認したほうがよい場合もあります。
大切なのは、表示された文字だけであわてて設定を変えないことです。
まずは自分のNATタイプが「そのままでよい状態」なのか、「確認したほうがよい状態」なのかを整理しましょう。
この記事では、SwitchのNATタイプとは何か、A〜Fの違い、どれなら大丈夫かの目安を初心者向けにわかりやすくまとめます。
Bで不安な人、D/Fが出て困っている人、改善しても変わらない人が、次にどの記事を読めばよいかも案内します。
1. 結論|SwitchのNATタイプはA/Bなら基本OK、Cは症状次第、D/Fは確認
SwitchのNATタイプは、A/Bなら基本的にそのままでOK、Cは実際に困っている症状があるかで判断、D/Fは設定や回線側を確認と考えるとわかりやすいです。
| NATタイプ | 状態の目安 | まずどうする? |
|---|---|---|
| A | 良好 | 基本そのままでOK |
| B | 多くの場合は問題なし | 困っていなければAを目指さなくてOK |
| C | 一部で制限が出ることも | 症状があるときに確認 |
| D | つながりにくい | 設定・ルーター構成を確認 |
| F | かなりつながりにくい | 設定に加えて回線側も確認 |
NATタイプは通信速度の点数ではありません。A/Bでもラグが出ることはありますし、Bだから直さなければいけないわけでもありません。
大切なのは「Aかどうか」ではなく、今のNATタイプで実際に困っているかです。
2. NATタイプとは?Switchのオンラインで見る「つながりやすさ」の目安
NATタイプとは、Switchがオンラインで相手とつながるときの「通りやすさ」を表す目安です。
Switchでオンラインプレイをするときは、自分の本体だけでなく、相手のゲーム機やゲームのサーバーとも通信しています。
このとき、通信が外へ出たり、外から戻ってきたりしやすいかをざっくり表すものがNATタイプです。
むずかしく聞こえるかもしれませんが、まずは「オンラインで相手とつながる通り道の広さ」のように考えるとわかりやすいです。
通り道が広ければつながりやすく、せまいとフレンドの部屋に入りにくい、マッチングしにくいといった困りごとにつながることがあります。
イメージとしては、次のようにNATタイプごとに「通信の通り道の広さ」が違うと考えるとわかりやすいです。

2-1. NATタイプで分かること・分からないこと
NATタイプで分かるのは、主にオンラインで相手と通信しやすいかです。
フレンドの部屋に入る、マッチングする、相手と通信するといった場面では、NATタイプが関係することがあります。
一方で、NATタイプだけを見ても、ダウンロード速度やWi-Fiの電波の強さ、Ping、時間帯による回線混雑までは判断できません。
NATタイプA/Bでも、Wi-Fiが弱かったり回線が混んでいたりすると、ラグや遅さを感じることがあります。
そのため、NATタイプは「相手とつながりやすいか」、ラグや速度はWi-Fi・回線速度・Pingなども含めて見ると分けて考えるのが大切です。
- フレンドの部屋に入れない・マッチングしにくい
NATタイプやルーター構成が関係している可能性があります。 - ダウンロードが遅い・動画が止まる
NATタイプだけでなく、回線速度やWi-Fiの状態も確認したほうがよいです。 - A/Bなのにラグい
NATタイプを変えるより、Wi-Fi・回線速度・Ping・時間帯の混雑を先に確認します。
2-2. Switchでは接続テストでNATタイプを確認できる
SwitchのNATタイプは、本体の接続テストで確認できます。
細かい設定を変える前に、まずは今のNATタイプがA・B・C・D・Fのどれなのかを見ておきましょう。
- Switchの「設定」を開く
- 「インターネット」→「接続テスト」を選ぶ
- 表示された「NATタイプ」を確認する
ここでA/Bなら基本的には大きな心配は少なく、Cなら実際の症状を確認、D/Fなら設定や回線側を見直すきっかけになります。
3. NATタイプA・B・C・D・Fの違い一覧
A・B・C・D・Fは、オンライン通信の通りやすさが違い、A/Bは良好、Cは中間、D/Fは注意が必要な状態です。
ざっくり言うと、Aに近いほどオンラインで相手とつながりやすく、Fに近いほどつながりにくいと考えると全体像をつかみやすくなります。
| NATタイプ | 状態の目安 | 大丈夫? |
|---|---|---|
| A | 基本的に良好 | ほぼ心配少なめ |
| B | 多くの場合は問題なし | 困っていなければOK |
| C | 一部制限が出ることも | 症状があれば確認 |
| D | つながりにくい状態 | 確認したほうがよい |
| F | かなり通りにくい状態 | 早めに確認 |
この表はあくまで最初の目安です。
同じNATタイプでも、実際に困っている症状があるかどうかで、次に見るべき場所は変わります。
3-1. NATタイプA|基本的に良好な状態
NATタイプAは、Switchのオンライン通信がかなり通りやすい状態です。
フレンドの部屋に入りやすい、マッチングしやすいなど、NATまわりについては基本的に大きな心配は少ないと考えてよいです。
ただし、NATタイプAだからといって、ラグや速度低下が絶対に起きないわけではありません。
Wi-Fiの電波が弱い、夜だけ回線が混む、Pingが高いといった別の原因で、ゲームが重く感じることはあります。
3-2. NATタイプB|多くの場合は問題なし
NATタイプBは、Aではないため少し不安に見えるかもしれませんが、多くの場合はオンラインプレイできる目安です。
フレンドと普通に遊べていて、マッチングや通信エラーに大きな不満がないなら、急いでAにする必要は低いです。
表示がBだからといって、すぐルーター設定を変えたり、ポート開放を試したりする必要はありません。
Bで困っていなければ、基本的にはそのままでOKと考えて大丈夫です。
Bのままでよいか、Aにしたほうがよいかを詳しく判断したい場合は、SwitchのNATタイプBは大丈夫?の記事で確認できます。
3-3. NATタイプC|一部の相手やゲームで制限が出ることも
NATタイプCは、A/Bほど安心とは言い切れませんが、D/Fほど厳しいとも限らない中間の状態です。
ゲームや相手の環境によっては、フレンド参加やマッチングで制限を感じることがあります。
普段は遊べるけれど特定のフレンドとはつながりにくい、特定のゲームだけ部屋に入りにくい、といった場合はNATタイプCが関係している可能性があります。
一方で、普通にオンラインプレイできているなら、すぐに大きな問題と決めつける必要はありません。
Cは実際の症状があるかどうかで判断します。フレンド参加やマッチングに困っているならNATやルーター構成を確認し、ラグや速度低下だけが気になるならWi-Fiや回線速度も見ていきましょう。
3-4. NATタイプD|つながりにくさが出やすい状態
NATタイプDは、A/Bと比べてオンラインで相手とつながりにくさが出やすい状態です。
フレンドの部屋に入りにくい、マッチングが安定しにくい、ゲームによって通信エラーが出るといった困りごとにつながることがあります。
ただし、Dが出たからといって、すぐに回線会社の問題と決めつける必要はありません。
まずはルーター設定、機器のつなぎ方、二重ルーターになっていないかなど、家の中で確認できる範囲から見るのが自然です。
DとFの違いがわかりにくい場合は、NATタイプDとFの違いを先に整理しておくと、次に何を見るべきか判断しやすくなります。
3-5. NATタイプF|かなり通りにくい状態
NATタイプFは、オンラインで相手とつながる道がかなり通りにくい状態です。
フレンドの部屋に入れない、マッチングしにくい、通信エラーで途中で切れるなど、実際の困りごとにつながりやすいタイプです。
Fが出ている場合は、ルーター設定だけでなく、設定を見直しても変わらないときにはCGNATなど回線側の制約も確認する必要があります。
NATタイプFが出ている場合は、まずNATタイプFとは?の記事で、意味と確認の順番を整理すると遠回りしにくくなります。
Fは「かなり通りにくい状態」。設定だけでなく、変わらないときは回線側も確認と覚えておきましょう。
4. どれなら大丈夫?「NATタイプ×症状」で判断
NATタイプだけで「直す・直さない」を決める必要はありません。
表示されたNATタイプと、実際に困っている症状をセットで見ると判断しやすくなります。
| 今の状態 | 判断 |
|---|---|
| A/Bで普通に遊べる | そのままでOK。Aを目指す必要はありません |
| A/Bだがラグ・遅さが気になる | NATよりWi-Fi・回線速度・Ping側を確認 |
| Cで困っていない | まずは様子見 |
| Cで部屋参加・マッチングに困る | NATやルーター構成を確認 |
| D/F | つながりにくさが出やすいため原因確認へ |
「Bだから直す」「D/FだからすべてNATが原因」と決めつけないことが、遠回りしないポイントです。
5. NATタイプ別|次に読む記事の選び方
自分のNATタイプと困っている症状が分かったら、次は目的に合う記事へ進めばOKです。
この記事では具体的な改善設定までは深掘りせず、「次に何を確認すればよいか」をここで分けます。
まずは、次の図で今のNATタイプと困っている症状から、次に何を確認すればよいかを見てみましょう。

| 今の状態 | 次に読む記事 | 読む目的 |
|---|---|---|
| NATタイプBで不安 | NATタイプBは大丈夫? | Bのままでよいか判断する |
| DとFの違いがわからない | NATタイプDとFの違い | どちらが重いか、何を疑うか整理する |
| NATタイプFが出ている | NATタイプFとは? | Fの意味とまず試す順番を知る |
| D/FをA/Bに近づけたい | NATタイプが改善しない原因と対処法 | 改善手順を順番に確認する |
| 設定しても変わらない | CGNATとは?/CGNATと二重ルーターの違い | CGNATや二重ルーターを確認する |
| ラグや接続不良全体を見たい | Switchがラグい・つながらない原因 | Wi-Fi・回線・NATの原因を分ける |
自分の状態に近い記事へ進むことで、必要な確認だけを順番に進めやすくなります。
6. まとめ|NATタイプは「表示+症状」で判断しよう
SwitchのNATタイプは、A/Bなら基本OK、Cは症状次第、D/Fは確認が必要と覚えておけば、まずは十分です。
NATタイプは通信速度そのものではなく、オンラインで相手とつながるときの通りやすさの目安です。
- A/Bで困っていない
基本そのままでOKです。 - C
実際に困っているかで判断します。 - D/F
設定やルーター構成、必要に応じて回線側を確認します。
困っている場合は、5章の表から自分の状態に合う記事へ進めば、手当たり次第に設定を変えずに確認できます。
NATタイプは「Aかどうか」だけでなく、表示されたタイプと今の症状をセットで見るのが、迷わない判断のコツです。

