光回線の乗り換え手順9ステップ|旧回線はいつ解約?空白期間を防ぐ方法

光回線の乗り換え手順9ステップ|旧回線はいつ解約?空白期間を防ぐ方法
tsuda
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「光回線を乗り換えたいけれど、今の回線はいつ解約すればいいの?」
「先に解約して、ネットが使えなくなったら困る……」

このように、乗り換え先は決まっていても、申し込み・開通・解約をどの順番で進めればよいのか迷う方は少なくありません。

この記事は、別の光回線へ乗り換える方針が決まり、乗り換え先が決まっている、または候補が1〜2社程度まで絞れている方に向けた手続きガイドです。

この記事でわかること
  • 自分が転用・事業者変更・光回線再利用・新規契約のどれに当てはまるか
  • 旧回線を解約してよいタイミング
  • 申し込みから開通・機器返却・最終請求確認までの進め方

光回線の乗り換えで特に重要なのは、手続き方法が確定するまでは、旧回線を解約しないことです。現在の回線と乗り換え先によって必要な手続きは変わり、旧回線を自分で通常解約する必要がない場合もあります。

この記事では、現在の契約確認から、乗り換え方法の判定、新回線の申し込み・開通確認、旧回線の解約、レンタル機器の返却、最終請求の確認までを順番に解説します。読み終わるころには、自分に必要な手続きと、いつ旧回線を解約してよいのか、何を確認すれば乗り換え完了なのかがわかります。

まだ乗り換え先を決めていない方は、先に自宅で選べる光回線の種類と、住まいに合う選び方を整理してから進めましょう。

※手続き・料金・工事・返却・特典の条件は変更される場合があります。本記事の公式情報確認日:2026年7月20日

目次
  1. 1.まず結論|旧回線を先に解約せず、乗り換え方法を確認する
  2. 2.自分の乗り換え方法を4パターンから判定する
  3. 3.乗り換えを申し込む前に現在の契約を確認する
  4. 4.必要な承諾番号や情報を用意して乗り換え先へ申し込む
  5. 5.ネットが使えない期間を防ぐために切り替え日を調整する
  6. 6.新回線を開通させ、正常に使えることを確認する
  7. 7.乗り換え後につながらない・予定どおり進まない場合の確認順
  8. 8.新回線を確認してから旧回線の終了と機器返却を進める
  9. 9.光回線の乗り換え完了チェック|解約・返却・請求まで確認する

1.まず結論|旧回線を先に解約せず、乗り換え方法を確認する

光回線を乗り換えるときは、最初に現在の回線と乗り換え先を確認し、自分がどの手続き方法に当てはまるかを判定します。

同じ「光回線の乗り換え」でも、現在の契約と乗り換え先によって、転用・事業者変更・光回線再利用・新規契約など、必要な手続きが変わります。

手続き方法を確認しないまま旧回線を解約すると、本来利用できた変更手続きで進められなくなったり、新回線が開通するまでネットを使えなくなったりする可能性があります。

新回線の確認前に、旧回線を解約しないでください。レンタル機器の返却や旧機器の初期化も、新回線で必要な端末・サービスを利用できると確認してから進めます。

1-1.光回線を乗り換える全体の流れ

光回線の乗り換えは、いきなり新しい回線を申し込むのではなく、現在の契約確認から最後の請求確認までを1つの手続きとして考えると失敗しにくくなります。

基本的には次の順番で進めます。リストと図で全体像を確認してください。

  1. 現在の契約を確認する
  2. 乗り換え方法を判定する
  3. 必要情報・承諾番号を準備する
  4. 乗り換え先へ申し込む
  5. 工事日・利用開始日を確認する
  6. 新回線の通信を確認する
  7. 必要な旧契約を終了する
  8. レンタル機器を返却する
  9. 最終請求・特典を確認する
光回線の乗り換えを、現在の契約確認から最終請求・特典確認まで9段階で示し、新回線の通信確認前に旧回線を解約しないことを強調した図

ここで注意したいのは、「旧回線を解約する」がすべての人に共通する手順ではないことです。

乗り換え方法によっては、回線の切り替えに合わせて旧契約が終了する場合があります。一方で、回線とは別に契約しているプロバイダやオプションは、自分で解約確認が必要な場合もあります。

この段階では、乗り換えの全体像がわかれば大丈夫です。この記事を使って手続きを始めてよい状態かを確認した後、第2章で自分の手続き方法を判定します。

1-2.この記事を使って手続きを始めてよい人

この記事は、別の光回線へ変更する方針が決まり、実際の手続きを始めたい人に向けた記事です。

次の項目に当てはまるか確認してください。

  • 現在、光回線を利用している
  • 別の光回線へ変更する方針が決まっている
  • 乗り換え先が決まっている、または候補が1〜2社程度まで絞れている
  • まだ旧回線を解約していない
  • ONU・ホームゲートウェイ・Wi-Fiルーターなどを返却・処分していない
  • 契約者本人、または契約者の了承を得て手続きを進められる

特に重要なのは、旧回線をまだ解約しておらず、現在の機器や契約情報を確認できることです。

請求書、会員ページ、契約書類、機器のラベルなどを確認できる状態であれば、次の章から乗り換え方法の判定へ進めます。

手続きを始めてよい目安:「現在の回線名」「乗り換え先の候補」「契約者」を確認でき、旧回線の解約や機器返却をまだ行っていなければ、次の手順へ進めます。

1-3.まだ乗り換え手続きを始めないほうがよい人

次に当てはまる場合は、すぐに乗り換えを申し込まず、先に必要な判断や確認を済ませましょう。

  • 乗り換え先をまだ決めていない
  • 現在の遅さが、回線ではなくWi-Fiやルーターの問題か確認していない
  • 光回線は変えず、Wi-Fiルーターだけを交換したい
  • VDSLから光配線方式へ変更できるか知りたい
  • 現在の住所ではなく、引っ越し先で光回線を契約したい
  • 回線サービスは変えず、プロバイダだけを変更したい

乗り換え先が決まっていない場合は、サービス名から比較する前に、自宅の配線方式や工事の可否から選べる回線を整理すると失敗しにくくなります。
自宅で選べる光回線の種類と、住まいに合う選び方を先に確認する

現在の回線が遅いことを理由に乗り換えようとしている場合は、症状に合う記事で、回線変更が本当に必要かを先に切り分けましょう。

光回線は変えず、Wi-Fiルーターだけを交換したい場合は、回線契約の乗り換え手続きは必要ありません。
Wi-Fiルーターを安全に交換する準備と手順を確認する

また、VDSLから光配線方式へ変更したい場合は、回線会社を選ぶ前に、建物設備と管理会社の確認が必要です。
VDSLから光配線方式へ変更できる条件と確認順を確認する

この章の完了条件
  • 現在利用している回線サービスがわかる
  • 乗り換え先が決まっている、または候補が絞れている
  • 旧回線の解約・機器返却・初期化をまだ行っていない
  • この記事で進めるべき乗り換えであると確認できた

2.自分の乗り換え方法を4パターンから判定する

光回線の乗り換え手順は、現在の回線と乗り換え先によって変わります。

最初に、転用・事業者変更・光回線再利用・新規契約のどれに当てはまるかを確認しましょう。

ここで手続き方法を間違えると、必要な承諾番号を取得できなかったり、本来は不要だった旧回線の通常解約を先に進めたりする可能性があります。

乗り換え方法が確定するまでは、旧回線を解約しないでください。レンタル機器の返却や機器の初期化も、判定後に案内を確認してから進めます。

先に確認する2つの名前:「現在利用している回線サービス名」と「これから申し込む回線サービス名」です。請求書・契約書・会員ページを見てもわからない場合は、自己判断で進めず、現在の回線事業者へ確認してください。

この記事では、主な乗り換え方法を次の4パターンに分けます。

まず、現在の回線と乗り換え先の組み合わせから、手続き方法と必要な番号を確認します。

現在の回線と乗り換え先から、転用・事業者変更・光回線再利用の可能性・新規契約を判定するフローチャート

大まかな手続き方法がわかったら、次の2つの表で、必要な番号・旧回線の扱い・工事・最初の確認先を確認してください。

表1:手続き方法を判定する

現在の回線乗り換え先手続き必要な番号
フレッツ光光コラボ転用転用承諾番号
光コラボ別の光コラボなど事業者変更事業者変更承諾番号
対象のシェアドアクセス回線、または光コラボ対象となる光コラボ、またはシェアドアクセス回線光回線再利用必要な場合は光回線再利用承諾番号
上記に当てはまらない回線設備が異なる光回線など新規契約+旧回線解約専用の承諾番号は不要な場合が多い

手続き方法がわかったら、旧回線の解約、工事の可能性、最初に確認する窓口を次の表で確認してください。

表2:判定後に確認する

手続き旧回線の通常解約工事最初の確認先
転用先に行わない原則不要
変更内容による
NTT東日本・西日本
乗り換え先
事業者変更先に行わない原則不要
変更内容による
現在の光コラボ事業者
乗り換え先
光回線再利用先に行わず、両事業者へ確認設備・手続き条件による現在の回線事業者
乗り換え先
新規契約+旧回線解約新回線の利用確認後に行う必要になる場合がある乗り換え先
現在の回線事業者

2つの表は、手続き方法を見分けるための目安です。同じサービス名でも、契約プラン、利用地域、建物設備、電話やテレビなどの付帯サービスによって手続きが変わることがあります。

最終的には、現在の回線事業者と乗り換え先の公式案内を優先してください。

手続き方法が確定する前に旧回線を通常解約しない
  • 転用・事業者変更
    変更手続きが完了する前に、現在の回線へ通常解約を申し込まないでください。
  • 光回線再利用
    現在の事業者と乗り換え先の両方へ、対象可否と旧契約の終了方法を確認してください。
  • 新規契約+旧回線解約
    新回線で正常に通信できることを確認するまで、旧回線を解約しないでください。

手続き方法によって旧回線の終了方法が異なるため、判定前に通常解約を進めないことが重要です。

2-1.フレッツ光から光コラボへ変更するなら「転用」

現在NTT東日本・西日本のフレッツ光を利用しており、光コラボへ変更する場合は、転用に当てはまる可能性があります。

光コラボとは、NTT東日本・西日本の光回線設備を利用し、各事業者が自社のサービスとして提供している光回線です。

転用では、先にフレッツ光を通常解約するのではなく、NTT東日本・西日本から転用承諾番号を取得し、乗り換え先の光コラボへ申し込みます。

  1. 現在の契約がフレッツ光であることを確認する
  2. 乗り換え先が転用を受け付けている光コラボか確認する
  3. NTT東日本・西日本から転用承諾番号を取得する
  4. 転用承諾番号を使って乗り換え先へ申し込む

現在利用しているプロバイダを、そのまま継続できるか、別のプロバイダへ変更するかも確認してください。

フレッツ光の回線契約とプロバイダが別契約になっている場合、転用しただけでは現在のプロバイダ契約が自動で終了しないことがあります。

メールアドレス、セキュリティサービス、固定IPなどを利用している場合は、解約前に継続可否を確認しましょう。

次へ進む条件:現在の契約が転用対象であり、乗り換え先が求める情報と、現在のプロバイダを継続・解約する条件を確認できた。

2-2.光コラボから別の光コラボなどへ変更するなら「事業者変更」

現在光コラボを利用しており、別の光コラボなどへ変更する場合は、事業者変更に当てはまる可能性があります。

事業者変更では、現在契約している光コラボ事業者から事業者変更承諾番号を取得し、その番号を使って乗り換え先へ申し込みます。

  1. 現在の回線が光コラボであることを確認する
  2. 乗り換え先が事業者変更を受け付けているか確認する
  3. 現在の光コラボ事業者から事業者変更承諾番号を取得する
  4. 承諾番号を使って乗り換え先へ申し込む

この場合も、現在の回線へ通常の解約を先に申し込まないでください。

通常解約を先に進めると、事業者変更として受け付けられなくなる可能性があります。

また、回線の切り替えに合わせて現在の光コラボ契約が終了する場合でも、メール、セキュリティ、ルーター、電話などの付加サービスがすべて自動終了するとは限りません。

現在の事業者へ、次の内容を確認しておきましょう。

  • 回線契約がいつ終了するか
  • 別途解約が必要なオプションはあるか
  • 電話番号やテレビサービスを継続できるか
  • レンタル機器はいつ返却するか

次へ進む条件:現在の契約が事業者変更の対象であり、事業者変更承諾番号の取得方法と、残る可能性がある付加サービスを確認できた。

2-3.対象回線間の変更では「光回線再利用」になることがある

一部の対象回線と光コラボの間で変更する場合は、光回線再利用という手続きになることがあります。

光回線再利用は、対象となる回線間で、現在使用している光回線設備を再利用して乗り換えるための手続きです。

ただし、すべての独自回線や光回線が対象になるわけではありません。

現在の回線と乗り換え先の組み合わせによっては、光回線再利用承諾番号が必要になります。

  1. 現在の回線事業者へ、光回線再利用の対象か確認する
  2. 乗り換え先にも、同じ住所・回線が対象か確認する
  3. 必要な場合は、現在の事業者から光回線再利用承諾番号を取得する
  4. 乗り換え先の案内に沿って申し込む

光回線再利用を、一般的な事業者変更と同じだと思って進めないでください。

承諾番号の種類、取得先、工事や切り替えの流れが異なる可能性があるため、現在の事業者と乗り換え先の両方へ確認する必要があります。

光回線再利用かわからない場合:自分で回線設備の種類を判定する必要はありません。現在のサービス名と乗り換え先のサービス名を伝え、光回線再利用の対象になるかを両方の事業者へ確認してください。

次へ進む条件:現在の回線事業者と乗り換え先の両方から、光回線再利用の対象可否と必要な手続きの案内を受けた。

2-4.専用の変更手続きに当てはまらなければ「新規契約+旧回線解約」

転用・事業者変更・光回線再利用に当てはまらない場合は、乗り換え先を新規契約し、旧回線を別に解約する流れが基本です。

たとえば、現在とは異なる設備を使う独自回線へ変更する場合などは、新回線と旧回線の手続きを別々に進める可能性があります。

  1. 乗り換え先が住所・建物で利用できるか確認する
  2. 新しい回線を新規契約として申し込む
  3. 工事日・機器到着日・利用開始日を確認する
  4. 新回線で正常に通信できることを確認する
  5. 旧回線事業者へ解約を申し込む

ネットを使えない期間を防ぐためには、旧回線と新回線の案内を確認したうえで、新回線が正常に使えることを確認してから旧回線を解約する進め方が安全です。

新規契約型では、新回線の開通確認まで旧回線を残すため、一時的に新旧回線の料金が重なる可能性があります。ネットの空白期間を防ぎながら解約日を調整する方法は、第5章「ネットが使えない期間を防ぐために切り替え日を調整する」で確認します。

次へ進む条件:新回線の提供可否・工事の可能性・利用開始までの流れと、旧回線を別途解約する必要があることを確認できた。

2-5.自分の手続き方法がわからないときの確認方法

現在の回線が光コラボなのか、独自回線なのか分からない場合も、自己判断で旧回線を解約する必要はありません。

次の順番で公式窓口へ確認してください。

  1. 現在の回線事業者
    現在の契約区分と、承諾番号を発行できるかを確認します。
  2. 乗り換え先の回線事業者
    転用・事業者変更・光回線再利用・新規契約のどれで申し込むべきかを確認します。
  3. 必要に応じて現在のプロバイダ
    プロバイダ契約、メール、IPv6・IPoE、オプションの解約が必要か確認します。

問い合わせる前に、次の情報を手元に用意しておくと確認がスムーズです。

  • 現在の回線サービス名
  • 現在のプロバイダ名
  • 契約者名
  • 契約住所
  • 乗り換え先のサービス名
  • ひかり電話・テレビ・メール・セット割などの利用有無

問い合わせ文例:
現在「〇〇光」を利用しており、「△△光」への乗り換えを検討しています。
この変更は、転用・事業者変更・光回線再利用・新規契約のどれに当たりますか?
必要な承諾番号、旧回線の通常解約が必要かどうか、電話やオプションの引き継ぎについても教えてください。

窓口によって案内が異なる場合は、追加の解約や申し込みを進めず、現在の回線事業者と乗り換え先の両方へ再確認してください。

この章の完了条件
  • 現在の回線と乗り換え先のサービス名がわかる
  • 転用・事業者変更・光回線再利用・新規契約のどれに当たるか確認できた
  • 必要になる承諾番号と取得先がわかる
  • 旧回線を先に通常解約せず、判断できない場合の確認窓口がわかる

3.乗り換えを申し込む前に現在の契約を確認する

光回線を申し込む前に確認するのは、現在の月額料金だけではありません。

現在の回線・プロバイダ・契約名義に加えて、解約時に発生する費用、電話やメールなどの付帯サービス、スマホとのセット割、レンタル機器、工事の有無まで確認します。

先に記録しておけば、乗り換え後に「プロバイダだけ契約が残っていた」「電話番号を引き継げなかった」「返却する機器がわからない」といった手続き漏れを防ぎやすくなります。

確認が終わるまでは、旧回線・ひかり電話・プロバイダ・オプションの解約や、機器の返却を進めないでください。

光回線乗り換え前チェックリスト
  • □ 現在の回線サービス名とプロバイダ名を確認した
  • □ 契約者名・設置先住所・お客さまIDを確認した
  • □ 契約解除料・工事費残債・最終月料金を確認した
  • □ 電話番号・メール・テレビ・セット割への影響を確認した
  • □ 残したいオプションと終了してよいオプションを分けた
  • □ 購入した機器とレンタル機器を分けた
  • □ レンタル機器の返却先となる事業者を確認した
  • □ 工事・立ち会い・管理会社確認の要否を確認した

まだわからない項目があっても、すぐに解約する必要はありません。請求書・契約書・会員ページを見ながら、1つずつ確認しましょう。

3-1.現在の回線・プロバイダ・契約名義を記録する

最初に、現在誰が、どの回線とプロバイダを契約しているのかを記録します。

回線サービス名とプロバイダ名は、同じだとは限りません。

たとえば、回線をNTT東日本・西日本と契約し、インターネット接続を別のプロバイダと契約している場合は、それぞれの契約状況を確認する必要があります。

請求書、契約時の書類、会員ページ、開通案内などを用意し、次の項目を記録してください。

契約先・名義を特定する情報

  • 回線サービス名
    フレッツ光、光コラボ、独自回線など、現在利用しているサービスの正式名称を記録します。
  • プロバイダ名
    インターネット接続、メール、IPv6・IPoEなどを提供している会社を確認します。
  • 契約者名
    家族名義になっていないか、申し込みを行う人と同じかを確認します。
  • 設置先住所
    建物名、部屋番号を含め、契約上の住所を記録します。
  • お客さまID・契約番号
    問い合わせや承諾番号の取得時に必要になる場合があります。

料金・請求を確認する情報

  • 契約開始日
    契約期間、割引期間、工事費の支払い状況を確認する手がかりになります。
  • 現在の料金
    回線、プロバイダ、電話、テレビ、機器レンタル、オプションを分けて確認します。
  • 支払い方法
    クレジットカード、口座振替、請求書などを確認し、解約後の最終請求も受け取れる状態にしておきます。

契約名義がわからない場合:家族が契約している可能性がある場合は、本人の了承を得てから手続きを進めてください。承諾番号の取得、解約、電話番号の引き継ぎなどでは、契約者本人による確認や本人確認書類が必要になる場合があります。

次へ進む条件:現在契約している回線・プロバイダ・契約者名を説明でき、お客さまIDなどの問い合わせに必要な情報を確認できた。

3-2.解約金・工事費残債・最終月の料金を確認する

乗り換えにかかる費用は、月額料金の差だけでは判断できません。

現在の契約内容によっては、契約解除料、工事費の分割残額、撤去費用、オプションの解約費用などが発生する場合があります。

また、解約月の料金が日割りになるか、1か月分請求されるかも、事業者やプランによって異なります。

次の6項目を確認し、わかった金額・条件・確認日をそのまま記録しておきましょう。

  • 契約解除料:〇円・発生なし
    契約期間と解約時期によって発生するかを確認します。
  • 工事費残債:〇円、〇月請求予定
    分割払い中の場合は、解約時に残額がまとめて請求されるかを確認します。
  • 撤去費用:〇円・撤去不要
    撤去工事が必要か、希望する場合だけか、費用が発生するかを確認します。
  • 最終月料金:日割りあり・なし
    解約日までの日割りか、月末までの1か月分かを確認します。
  • オプション解約費用:〇円・発生なし
    電話・テレビ・サポート・セキュリティなどに個別の条件がないか確認します。
  • 機器未返却時の費用:〇円、返却期限〇月〇日
    期限までに返却できなかった場合の請求条件も確認します。

契約解除料が発生しなくても、工事費残債や最終月料金が残ることがあります。

「解約金0円」と「追加の請求が一切ない」は同じ意味ではありません。

※工事費を分割払いしている場合は、解約時に残額がまとめて請求されることがあります。実際の金額と請求時期は、現在の契約先の解約案内や会員ページで確認してください。

次へ進む条件:契約解除料だけでなく、工事費残債・撤去費用・最終月料金・オプション費用・機器未返却時の費用を一覧にできた。

3-3.電話番号・メール・テレビ・セット割への影響を確認する

回線を乗り換えると、インターネット以外のサービスにも影響することがあります。

特に、固定電話番号やプロバイダメールは、先に解約すると元に戻せない可能性があります。

残したいサービスと、乗り換えを機に終了してよいサービスを分けてください。

  • ひかり電話番号
    同じ番号を引き継げるか、乗り換え先への申し込み時に番号継続の手続きが必要かを確認します。
  • プロバイダメール
    乗り換え後も使えるか、メールだけ残すコースがあるか、解約と同時に使えなくなるかを確認します。
  • テレビサービス
    現在のテレビサービスを継続できるか、新しい回線で再申し込みや工事が必要かを確認します。
  • スマホとのセット割
    現在の割引が終了するか、新しい回線で別のセット割を申し込む必要があるかを確認します。
  • セキュリティ・サポート契約
    回線と一緒に終了するか、単独契約として残るかを確認します。
  • その他の付帯サービス
    固定IP、クラウド保存、リモートサポート、電気・ガスとのセット契約なども確認します。
電話番号を残したい場合の注意点

乗り換え先で番号を引き継げることが確認できる前に、現在の電話サービスを解約しないでください。

2025年1月から固定電話の双方向番号ポータビリティが始まり、事業者をまたいで番号を引き継げる範囲は広がりました。

ただし、対象事業者、利用エリア、電話番号、契約サービス、技術上の条件によっては引き継げない場合があります。必ず現在の電話事業者と乗り換え先の両方へ確認してください。

※双方向番号ポータビリティについては、NTT東日本の公式案内でも確認できます。

次へ進む条件:電話番号・メール・テレビ・セット割・サポートなどについて、残したいサービスと終了してよいサービスを分けられた。

3-4.ONU・ルーターなどの購入品とレンタル品を確認する

自宅にある通信機器を、購入品とレンタル品に分けます。

光回線の乗り換えでは、ONU、ホームゲートウェイ、Wi-Fiルーターなど、見た目の似た機器が複数あることがあります。

自分で購入した機器は基本的に返却しませんが、回線事業者やプロバイダから借りている機器は、契約終了後に返却が必要になる場合があります。

機器の本体、ラベル、契約書、請求明細を確認し、次のように記録してください。

機器本体

  • ONU
    光ファイバーをインターネットで使える信号へ変換する機器です。NTTや回線事業者の貸与品であることが多いため、勝手に処分しません。
  • ホームゲートウェイ
    ルーター機能やひかり電話機能を持つ機器です。電話契約の変更によって扱いが変わることがあります。
  • Wi-Fiルーター
    自分で購入したものか、回線事業者・プロバイダから借りているものかを確認します。
  • プロバイダ貸与機器
    IPv6・IPoE対応ルーターや専用アダプターなどがないか確認します。

付属品・返却先

  • 電源アダプター
    返却対象機器の付属品として必要になる場合があります。本体と組み合わせて記録します。
  • ケーブル類
    光コード、LANケーブル、電話線などが返却対象に含まれるかを確認します。
  • 返却先となる事業者
    NTT、回線事業者、プロバイダのどこへ返すのかを機器ごとに記録します。
機器を確認するときの3つのルール
  1. まだケーブルを抜かない
    現在の配線がわからなくなるため、確認だけ行います。
  2. 初期化・処分しない
    新回線で正常に使えるまで、元の状態へ戻せるように残します。
  3. 返却と解約を同じ手続きだと思わない
    機器を返しただけでは、回線やオプションの解約が完了しない事業者があります。

同じ自宅内に、NTTから借りた機器とプロバイダから借りた機器がある場合、返却先が分かれることがあります。

返却対象と返却方法は、解約後に届く返却キットや、各事業者の公式案内で最終確認してください。

次へ進む条件:返却する可能性がある機器と自分で購入した機器を分け、機器ごとの貸出元と返却先を確認できた。

3-5.工事・管理会社への確認が必要か調べる

最後に、乗り換えに工事・立ち会い・管理会社への確認が必要かを調べます。

転用や事業者変更では、現在の設備をそのまま使い、派遣工事なしで切り替えられるケースがあります。

ただし、回線タイプ、速度プラン、設置場所、移転、電話サービスなどの変更を伴う場合は、転用・事業者変更でも工事や機器交換が必要になる可能性があります。

新しい設備を使う回線へ新規契約する場合は、光ファイバーの引き込み工事や宅内作業、立ち会いが必要になることがあります。

次の項目を乗り換え先へ確認し、賃貸・集合住宅では必要に応じて管理会社や大家にも伝えてください。

  • 工事方法・立ち会い:派遣工事と無派遣工事のどちらになるか、当日の立ち会いや室内への入室作業が必要か
  • 壁・配線への作業:穴あけ・ビス留め・新しい光ファイバーの引き込みや、現在と異なる配線方式への変更があるか
  • 共用部・建物設備:共用部・既設配管・MDF室などで作業するか、利用できる配管や設備があるか
  • 管理会社の手続き:事前の許可・申請・工事資料の提出・管理会社側の立ち会いが必要か
  • 撤去・日程・原状回復:旧回線の撤去と新回線工事の日程調整、退去時の撤去や原状回復が必要か

工事内容がわからない段階では、「光回線を契約してよいですか」とだけ聞くのではなく、穴あけ・共用部作業・配管利用の可否を項目ごとに確認すると判断しやすくなります。

VDSLから光配線方式へ変更したい場合は、回線契約の乗り換え前に、建物設備と管理会社の確認が必要です。
VDSLから光配線方式へ変更できる条件と、管理会社・回線事業者への確認順を確認する

賃貸で工事を断られた場合や、何を管理会社へ聞けばよいかわからない場合は、次の記事で確認項目と代替案を整理できます。
賃貸で回線工事を進める前に、管理会社へ確認する項目と工事できない場合の代替案を見る

この章の完了条件
  • 現在の回線・プロバイダ・契約名義を記録した
  • 契約解除料・工事費残債・最終月料金を確認した
  • 電話・メール・テレビ・セット割への影響を確認し、残すサービスと終了するサービスを分けた
  • 購入品とレンタル機器を分け、機器ごとの貸出元を確認した
  • 工事・立ち会い・管理会社確認の要否を確認した

4.必要な承諾番号や情報を用意して乗り換え先へ申し込む

自分の手続き方法に必要な情報を用意してから、乗り換え先へ申し込みます。

転用・事業者変更・光回線再利用では、現在の契約先などから承諾番号を取得し、その番号を乗り換え先へ伝える必要があります。

承諾番号には有効期限があるため、取得後は申込日と有効期限を記録し、乗り換え先から案内された期間内に手続きを進めましょう。

承諾番号の取得は、旧回線の解約ではありません。乗り換え先の受付が完了する前に、旧回線の通常解約や機器返却を進めないでください。

4-1.必要な承諾番号を公式窓口から取得する

第2章で確認した乗り換え方法に合わせて、必要な承諾番号を公式窓口から取得します。

承諾番号は、現在の契約を新しい事業者へ引き継ぐために使う番号です。番号を取得しただけでは、乗り換え先への申し込みは完了していません。

乗り換え方法必要になる主な番号主な取得先取得後に行うこと
転用転用承諾番号NTT東日本・西日本番号を乗り換え先の光コラボへ伝える
事業者変更事業者変更承諾番号現在の光コラボ事業者番号を乗り換え先へ伝える
光回線再利用光回線再利用承諾番号現在の回線事業者対象可否を確認し、番号を乗り換え先へ伝える
新規契約専用の承諾番号は通常不要本人確認・住所・建物情報などを用意して申し込む

承諾番号の取得時には、次の情報を求められる場合があります。

  • 契約者名
  • 設置先住所
  • お客さまID・契約番号
  • 現在の電話番号
  • 契約者本人であることを確認する情報

契約者が家族名義になっている場合は、契約者本人による手続きや了承が必要になることがあります。

番号を受け取ったら、次の内容をメモやスクリーンショットで残してください。

  • 承諾番号
  • 番号を取得した日
  • 番号の有効期限
  • 番号を発行した事業者
  • 乗り換え先への申込期限
  • 問い合わせ時の受付番号や担当窓口
承諾番号を取得するときの注意点
  • 旧回線の通常解約を申し込まない
    承諾番号の発行と通常解約は別の手続きです。
  • 取得後に放置しない
    有効期限を過ぎた場合は、番号の再取得が必要になります。
  • 番号を公開しない
    SNSや不特定多数が見られる場所へ、承諾番号や契約情報を掲載しないでください。
  • 発行時の費用や条件を確認する
    手数料、契約解除料、残るオプションなどを案内される場合があります。

承諾番号の公式確認先

※実際の取得先や申込方法は、契約地域・現在の事業者・利用サービスの案内を優先してください。

次へ進む条件:自分に必要な承諾番号を公式窓口から取得し、番号・取得日・有効期限・申込期限を記録できた。

4-2.乗り換え先へ申し込み、受付完了を確認する

必要な情報がそろったら、乗り換え先の公式窓口や正規の申込窓口から手続きを進めます。

申し込み画面へ入力しただけ、電話で希望を伝えただけでは、受付が完了していない可能性があります。

受付完了メール、申込完了画面、会員ページなどで、正式に申し込みが受け付けられたことを確認してください。

申し込み時には、次の情報を手元に用意します。

  • 契約者名・生年月日・連絡先
  • 設置先住所
  • 本人確認書類
  • 支払い方法
  • 転用・事業者変更・光回線再利用の承諾番号
  • 現在使用している電話番号
  • 希望する回線プラン・速度プラン
  • 希望するプロバイダ・オプション

申し込みが終わったら、次の内容を記録してください。

記録する項目確認する内容
申込日申し込みを送信・受付した日
受付番号申込状況の確認や問い合わせに使う番号
申込プラン戸建て・マンション、速度、契約期間など
プロバイダ選択した会社と接続サービス
付帯サービス電話、テレビ、ルーター、セキュリティなど
工事費・手数料初期費用、分割回数、無料・割引条件
特典適用条件申請日、受取方法、継続期間、対象オプション
問い合わせ先電話番号、チャット、会員ページなど

受付完了メールや申込完了画面は、乗り換えがすべて終わるまで削除しないでください。

特に、申込プラン、電話番号、付帯サービス、特典条件は、申し込んだつもりの内容と実際の受付内容が一致しているか確認します。

申込内容に間違いがあった場合:同じ内容で申し込みをやり直す前に、乗り換え先の窓口へ連絡してください。重複して申し込むと、本人確認、工事日調整、キャンペーン判定などに影響する可能性があります。受付番号と契約者名を伝え、修正したい項目を確認しましょう。

工事日・回線切り替え日・利用開始日の確定は、申し込み受付後になる場合があります。

この章では、まず「正しい内容で申し込みが受け付けられたこと」まで確認できれば大丈夫です。

次へ進む条件:受付完了メール・申込完了画面・会員ページなどで受付状態を確認し、申込日・受付番号・プラン・費用・特典条件を記録できた。

4-3.電話番号・オプション・プロバイダの引き継ぎを再確認する

申し込み後は、残したい電話番号やサービスが、実際の申込内容へ反映されているかを再確認します。

申し込み前に希望を整理していても、電話番号の継続、セット割、テレビ、セキュリティなどが自動で引き継がれるとは限りません。

受付完了メール、申込内容確認書、会員ページを見ながら、次の項目を確認してください。

  • 電話番号の継続
    現在の電話番号が申込内容へ登録されているか、番号継続の手続きが別に必要かを確認します。
  • 旧プロバイダの解約
    回線の切り替えに合わせて終了するのか、自分で退会・コース変更が必要なのかを確認します。
  • テレビ・セキュリティ・サポート
    乗り換え先で再申し込みが必要か、現在の契約が残るかを確認します。
  • スマホとのセット割
    新しい回線の契約だけで適用されるのか、別途申請や家族回線の登録が必要かを確認します。
  • メールアドレス
    現在のプロバイダメールを残す場合は、メールだけ継続できるコースや手続きがあるかを確認します。
電話番号を残したい場合は旧電話を先に解約しない

乗り換え先で番号継続の受付が確認できるまでは、現在の電話サービスを解約しないでください。

申込内容に現在の電話番号が表示されていない場合や、番号継続の案内がない場合は、乗り換え先へ確認してから次へ進みましょう。

IPv6・IPoEを利用する場合は、次の3点を確認してください。

  • 利用開始方法:新しい回線でIPv6・IPoEを利用できるか、自動開通か別途申し込みが必要か
  • 利用する機器:現在のルーターをそのまま使えるか、対応機器への交換が必要か
  • 旧契約側の手続き:旧プロバイダ側でIPv6・IPoEの解約・廃止手続きが必要か

サービスによっては、旧事業者のIPoE契約が終了するまで、新しい事業者のIPoEを利用できない場合があります。自己判断で先に解約せず、新旧の事業者やプロバイダの案内を確認してください。

IPv6とIPoE、PPPoEの違いや、現在どの接続方式を使っているかの確認方法は、次の記事で詳しく整理しています。
IPv6・IPoEの違いと、現在の回線で利用できているかを確認する

申込内容の最終確認
  • □ 継続したい電話番号が申込内容へ反映されている
  • □ 旧プロバイダの終了方法を確認した
  • □ 新しいIPv6・IPoEの利用条件を確認した
  • □ テレビ・セキュリティ・サポートの扱いを確認した
  • □ スマホセット割の申込方法を確認した
  • □ 残したいメールアドレスの継続方法を確認した

次へ進む条件:残したい電話番号・プロバイダサービス・IPv6・テレビ・セキュリティ・セット割などが、申込内容へ反映されていることを確認できた。

この章の完了条件
  • 必要な承諾番号・取得先・有効期限を確認した
  • 契約者情報・住所・連絡先を用意し、乗り換え先への申し込みが正式に受け付けられた
  • 電話番号・旧プロバイダ・IPv6・IPoE・付帯サービスの引き継ぎまたは終了条件を確認した
  • 申込日・受付番号・プラン・工事・費用・特典条件を記録し、残したいサービスが申込内容へ反映されていると確認した

5.ネットが使えない期間を防ぐために切り替え日を調整する

新回線の工事日や利用開始日を確認できるまでは、旧回線を解約しないでください。

新しい回線を申し込んでも、すぐにインターネットを使えるとは限りません。工事、機器の受け取り、回線の切り替え、接続設定などが必要になる場合があります。

新回線と旧回線の日程を並べて記録し、新回線の通信確認後に、必要な旧回線の解約へ進むのが安全です。

ネットの空白期間を防ぐには、次の順番で日程を決めます。

  1. 新回線を使える予定日を確認する
  2. 新回線で通信を確認する日を決める
  3. その後に必要な旧回線の解約日を調整する

転用・事業者変更などでは、回線の切り替えに合わせて旧契約が終了する場合があります。自分で旧回線を通常解約せず、契約先から案内された切り替え日を確認してください。

5-1.工事日・切り替え日・利用開始日は別々に確認する

工事日・切り替え日・利用開始日は、同じ日とは限りません。

事業者によって日付の呼び方は異なりますが、少なくとも次の5つを分けて確認しましょう。

確認する日付何をする日か確認先
工事日光ファイバーの引き込みや機器設置などを行う日乗り換え先・工事担当窓口
回線切り替え日現在の回線から新しい契約へ切り替わる日乗り換え先・現在の回線事業者
機器到着日ONU・ホームゲートウェイ・ルーターなどを受け取る予定日発送案内・配送会社
利用開始日新回線を利用できる契約上の開始日受付完了メール・会員ページ
旧回線の終了予定日旧契約が終了する日、または解約を希望する日現在の回線事業者

次の図では、日付の意味ではなく、旧回線を解約してよいか判断するまでの順番を確認できます。

新回線の機器到着・工事・利用開始後に、Web、Wi-Fi、電話、テレビ、IPv6などが使えることを確認してから旧回線の解約を判断する流れを示した図

「工事が終わった日」と「インターネットを使える日」が同じとは限りません。

工事後にONUやルーターを接続する、プロバイダの設定を行う、IPv6・IPoEの利用開始を待つなどの作業が必要になる場合があります。

上の表で確認した各日付に、自分が新回線の通信を確認する日と、開通が遅れた場合の問い合わせ先も追記しておきましょう。

工事日や利用開始予定日が確定していない場合は、旧回線の解約日を先に決めないでください。

光回線の申し込みから開通までの日数、工事後いつ使えるか、工事待ちの対処法は次の記事で詳しく確認できます。
光回線の開通までにかかる期間と、工事後の利用開始を確認する

次へ進む条件:工事日・切り替え日・機器到着日・利用開始日・旧回線終了予定日を分け、新回線を使える予定日を契約先の案内で確認できた。

5-2.新規契約型では旧回線を残したまま新回線を開通させる

新しい設備を使う回線へ乗り換える場合は、旧回線を残した状態で新回線を開通させる進め方が安全です。

転用・事業者変更・光回線再利用ではなく、新回線を新規契約し、現在の回線を別に解約する場合が対象です。

基本的には、次の順番で日程を調整します。

  1. 新回線の工事日・利用開始日を確定する
  2. 新しい機器を受け取る
  3. 工事・接続設定を行う
  4. 普段使う端末で新回線の通信を確認する
  5. 電話やテレビなど、必要なサービスも確認する
  6. 問題がなければ、旧回線事業者へ解約を申し込む

この進め方では、新旧回線の契約期間が一時的に重なり、両方の月額料金が発生する可能性があります。

ただし、旧回線を先に解約して新回線の工事が遅れると、仕事・学校・連絡・動画視聴などに必要なインターネットを使えなくなるおそれがあります。

毎日インターネットを使う家庭では、短期間の料金重複より、ネットを使えない期間を防ぐことを優先するのが安全です。

料金の重複を減らしたい場合も、旧回線を先に解約せず、新回線の利用開始日が確定してから、旧回線の締め日・日割りの有無を確認して解約日を調整しましょう。

旧回線の撤去工事と新回線の開通工事が必要な場合は、日程だけでなく作業場所も確認してください。

  • 同じ配管や引き込み口を使う可能性があるか
  • 旧回線の撤去が新回線の工事より先でよいか
  • 共用部やMDF室への入室日が重ならないか
  • 管理会社へ複数の工事日を伝える必要があるか

撤去と新設の順番がわからない場合は、自己判断で旧設備を外さず、両方の回線事業者と管理会社へ確認してください。

旧回線を解約してよい目安
  • 新回線の工事・切り替えが完了した
  • スマートフォンやパソコンでWebページを開けた
  • 普段使うWi-Fiや有線接続を確認できた
  • 必要な電話・テレビ・IPv6などを確認できた
  • 旧回線を別途解約する必要があると公式窓口で確認した

どれか1つでも確認できていない場合は、旧回線の解約を急がず、次の章で新回線の動作を確認してください。

次へ進む条件:新回線の利用確認前には旧回線を解約せず、新回線の開通確認後に旧回線の解約予定日を設定できた。

5-3.開通が間に合わない場合は一時的な接続方法を準備する

工事日が遅れる可能性がある場合は、ネットを使えない期間の長さと利用量に合わせて、一時的な接続方法を決めておきます。

最初から新しい回線を追加契約するのではなく、必要な期間と用途から簡単な方法を選びましょう。

使えない期間の目安主な方法向いている使い方先に確認すること
数日程度スマートフォンのテザリングメール、検索、短時間の作業データ容量、速度制限、電池消費
数日~一定期間レンタルWi-Fiなどパソコンや複数端末を一時的に使う料金、容量、返却期限、提供エリア
数週間以上・家族で利用ホームルーターなども検討複数人、動画、在宅勤務など電波状況、契約期間、初期費用、解約条件

テザリングはすぐに使いやすい一方、長時間のビデオ会議、動画視聴、ゲーム、大容量ファイルの送受信では、データ容量や端末の発熱に注意が必要です。

レンタルWi-Fiや開通前の貸出サービスは、すべての回線事業者が提供しているわけではありません。

乗り換え先へ、次の内容を確認してください。

  • 開通前の貸出サービスがあるか
  • 申し込みが必要な時期
  • 利用できる期間
  • データ容量や速度制限
  • 送料・レンタル料・未返却時の費用
  • 返却方法と返却期限

開通待ちの期間別に、テザリング・ポケットWi-Fi・ホームルーターのどれを選ぶかは、次の記事で詳しく確認できます。
光回線の開通が間に合わないときの代替手段を、待ち期間と用途から選ぶ

次へ進む条件:新回線の予定が遅れた場合に使う代替手段と、その申込期限・費用・返却条件を確認できた。

この章の完了条件
  • 工事日・切り替え日・機器到着日・利用開始日と、実際に新回線を使える予定日を確認した
  • 新回線の利用確認前に旧回線を解約しない日程と、撤去工事・新設工事の順番を確認した
  • 新旧回線の料金が重なる期間と、旧回線を終了してよい条件を確認した
  • 開通が遅れた場合の問い合わせ先と代替通信手段を確認した

6.新回線を開通させ、正常に使えることを確認する

新回線の工事や切り替えが終わっても、まだ旧回線の解約や旧機器の返却は進めません。

工事完了の連絡が届いたことと、普段使う端末やサービスでインターネットを正常に利用できることは別です。

新しい機器と接続方法を確認し、スマートフォン・パソコン・ひかり電話など、必要な環境で問題なく利用できることを確かめてから次へ進みましょう。

新回線の正常動作を確認できるまでは、旧回線を解約しないでください。旧機器の初期化やレンタル機器の返却も、確認後に進めます。

6-1.新しい機器と接続方法を契約先の案内で確認する

最初に、どの機器を残し、どの機器を交換し、どの機器を後で返却するのかを確認します。

光回線の乗り換え方法によっては、現在のONUやホームゲートウェイを継続して使う場合と、新しい機器へ交換する場合があります。

自己判断で機器を外さず、乗り換え先から届いた開通案内、接続ガイド、機器発送のお知らせを確認してください。

確認項目確認する内容わからない場合の確認先
ONU新しい機器が届くか、現在の機器を継続して使うか新しい回線事業者
ホームゲートウェイひかり電話やルーター機能を引き続き使うか新しい回線事業者
Wi-Fiルーター現在の機器を使うか、新しい機器へ交換するか回線事業者・プロバイダ
接続ID・パスワードPPPoE設定などで入力が必要か新しいプロバイダ
IPv6・IPoE自動で利用開始になるか、別途申し込みや設定が必要か新しいプロバイダ

接続IDとパスワードは、すべての回線で入力するわけではありません。

IPv6・IPoEで自動接続するサービスもあるため、以前の回線で使っていた設定をそのまま入力せず、新しい契約先の案内を優先してください。

機器は、契約先の接続ガイドに沿って次の順番で接続します。

  1. 契約先の接続ガイドを手元に用意する
  2. ONU・ホームゲートウェイ・ルーターの役割を確認する
  3. 指定されたポートへケーブルを接続する
  4. 契約先や機器の案内に従って電源を入れる
  5. 各機器の起動が終わるまで待つ
  6. 必要な場合だけ接続設定を行う

機器の起動中に何度も電源を入れ直したり、設定画面の項目を一度に変更したりしないでください。

この段階では返却しない

新しい機器が届いても、古いONU・ホームゲートウェイ・ルーターをすぐに返却しないでください。

新回線で必要な通信とサービスを確認し、正式な返却対象と返却先が確定してから扱いを決めます。

次へ進む条件:現在の機器について、残す機器・交換する機器・返却する可能性がある機器を区別し、新回線で使う接続方法を確認できた。

6-2.普段使用する端末とサービスで通信を確認する

新回線へ接続できたら、普段使う端末とサービスを1つずつ確認します。

Wi-Fiのマークが表示されているだけでは、インターネットを正常に利用できているとは限りません。

Webページを開けるか、動画や通話を使えるかなど、実際の利用場面で確認してください。

最初にスマートフォンかパソコン1台だけを接続し、Webページや動画を利用できるか確認します。

問題がなければ他の端末やひかり電話を1台ずつ確認し、最初の1台でつながらない場合は、ほかの端末へ進まず、回線・機器・設定を確認してください。

新回線の動作確認チェックリスト
  • スマートフォン
    Wi-Fiへ接続し、Webページ・動画・アプリを利用できた
  • パソコン
    Web閲覧、メール、仕事や学習に必要なサービスを利用できた
  • テレビ・動画機器
    普段利用する動画配信サービスなどを再生できた
  • ゲーム機
    普段使用する場合は、インターネット接続とオンライン機能を確認できた
  • ひかり電話
    契約している場合は、発信と着信の両方を確認できた
  • 有線接続
    普段有線LANを使う場合は、必要な端末で通信できた
  • IPv6・IPoE
    利用する契約の場合は、契約先の案内どおり利用開始していることを確認できた
  • よく使うWebサービス
    会議、クラウド、銀行、買い物など必要なサービスを利用できた
  • □ Wi-Fiを一度切り、再接続しても通信できた
  • □ しばらく使用しても、頻繁な切断や同じ不具合が起きていない

ひかり電話を利用する場合は、家族のスマートフォンなどを使い、発信と着信の両方を確認してください。

電話番号が違う、発信できない、着信しない場合は、旧電話サービスを解約せず、新しい回線事業者へ確認します。

どれか1つでも確認できない場合は、旧回線を解約せず、機器のランプ、利用開始日、接続設定を確認してください。

原因がわからない状態で、ルーターの初期化や複数の設定変更を一度に行わないことが大切です。

次へ進む条件:スマートフォン・パソコンなど普段必要な端末と、電話・動画・仕事など必要なサービスを問題なく利用できた。

6-3.すぐに旧機器を初期化・返却しない

新回線が一度つながっても、旧機器をすぐに初期化・返却・処分しないでください。

接続直後は問題がなくても、時間がたってからWi-Fiが切れる、ひかり電話が使えない、一部のサービスだけ開けないなどの問題が見つかることがあります。

  1. 旧機器を初期化しない
    不具合時に元の設定と比較できる状態を残します。
  2. 旧機器を処分しない
    購入品かレンタル品か、返却対象かを正式に確認します。
  3. 付属品をまとめて保管する
    電源アダプター、スタンド、ケーブルなどを機器ごとに分けます。
  4. 配線写真と設定情報を残す
    新旧の配線、SSID、機器型番などを記録します。
  5. 返却案内を待つ
    返却対象・返却先・期限が正式にわかってから発送します。

旧機器は、新旧の配線や設定を比較したり、返却対象や付属品を確認したりするため、新回線の動作が安定し、返却先が確認できるまで手元に残してください。

旧機器がレンタル品の場合は、返却期限を過ぎないように注意が必要です。

ただし、返却を急ぐあまり、対象機器や返却先がわからない状態で発送しないでください。

この章の完了条件
  • 残す機器・交換する機器・返却する機器を区別し、契約先の案内どおりに接続・設定した
  • 普段使う端末と、電話・テレビ・IPv6など必要なサービスを利用できた
  • しばらく使用しても、頻繁な切断や同じ不具合が起きていない
  • 旧回線を解約せず、旧機器も初期化・返却せずに元の状態を確認できるよう残した

すべて確認できた方は、第8章で旧契約の終了とレンタル機器の返却を確認します。

新回線につながらない、または動作が不安定な方は、旧回線の解約・機器返却を行わず、第7章へ進んでください。

7.乗り換え後につながらない・予定どおり進まない場合の確認順

問題が起きても、旧回線の解約、機器の初期化、追加の設定変更を急がないでください。

最初に契約・利用開始・工事の状態を確認し、問題がなければONU・ルーター・配線・接続設定の順に切り分けます。

原因がわからない状態で複数の設定を変えると、どの変更が影響したのかわからなくなります。1つ確認し、結果を記録してから次へ進みましょう。

第6章の確認でつながらなかった方へ

まだ旧回線の終了やレンタル機器の返却を行っていない場合は、第8章へ進まず、先にこの章を確認してください。

すでに旧回線を終了している場合も、ルーターの初期化や設定の追加変更を繰り返さず、新しい回線事業者・プロバイダへ早めに相談しましょう。

乗り換え後につながらないときに、利用開始日と申込状況、工事・回線・プロバイダ、ONU・ルーター・WAN配線、SSID・接続方式・動作モードの順に確認し、異常があれば該当事業者へ確認する流れと、原因がわかるまで初期化・旧回線解約・機器返却を行わないことを示した図

問題がなければ下の項目へ進み、未完了・異常がある場合は右側の対応を確認してください。原因がわかるまでは、初期化・旧回線の解約・機器返却を行わないでください。

7-1.まず利用開始日・契約状況・工事完了を確認する

機器や設定を触る前に、新回線を利用できる契約状態になっているかを確認します。

申込受付が完了していても、利用開始日前、本人確認の保留中、工事完了処理の待機中などで、まだ接続サービスを使えない場合があります。

受付完了メール、工事完了のお知らせ、会員ページを確認し、次の項目を1つずつ確認してください。

確認項目確認する内容確認できない場合
利用開始日新回線を利用できる日を迎えているか利用開始日までは設定を増やさず待つ
申込状況受付済み・手続き中・保留・取消のどれか乗り換え先へ受付番号を伝えて確認する
本人確認本人確認書類や支払い情報の登録が完了しているか不足書類や再提出の案内を確認する
工事完了工事が完了として登録されているか工事担当窓口・回線事業者へ確認する
接続サービスプロバイダやIPv6・IPoEが利用開始になっているか新しいプロバイダへ確認する

「工事担当者の作業が終わった」「機器が届いた」という状態だけでは、インターネットの利用開始を確認できたことにはなりません。

会員ページや開通案内で利用開始を確認できないなど、表のいずれかが未完了の場合は、ONUやルーターの設定変更・初期化を行わず、新しい回線事業者またはプロバイダへ受付状況を確認してください。

次へ進む条件:利用開始日を迎え、申込・本人確認・工事・接続サービスがすべて利用可能な状態であることを確認できた。

7-2.次にONU・ルーター・配線・接続設定を確認する

契約・開通状態に問題がなければ、宅内の機器と設定を簡単な項目から順番に確認します。

機器によってランプの名称・色・点灯状態は異なるため、契約先の接続ガイドと機器の取扱説明書を手元に置いて進めてください。

最初に現在の状態を写真に残してから、次の順番で確認します。

  1. ONU・ホームゲートウェイのランプを確認する
    電源、光回線、認証、接続などを示すランプが、説明書どおりの状態か確認します。
  2. LANケーブルの接続先を確認する
    ONUやホームゲートウェイからのケーブルが、Wi-FiルーターのWAN/Internetポートへ接続されているか確認します。
  3. 新しいSSIDへ接続する
    スマートフォンやパソコンが、古いルーターではなく、新しいルーターのSSIDへ接続されているか確認します。
  4. IPoE・PPPoEのどちらを使うか確認する
    契約先の案内で、自動接続か、接続ID・パスワードの入力が必要かを確認します。
  5. ルーターの動作モードを確認する
    ルーターモード、アクセスポイント・ブリッジモードなど、上位機器との組み合わせに合っているか確認します。
  6. 起動完了まで待つ
    電源を入れた直後は接続できない場合があります。機器のランプが安定するまで待ってから通信を確認します。

症状から確認場所を絞る

現在の症状先に確認する場所
すべての端末でインターネットにつながらない利用開始状況、ONU、WAN配線、ルーターの接続方式
有線ではつながるがWi-FiだけつながらないSSID、Wi-Fiパスワード、ルーターの無線設定
1台の端末だけつながらないその端末のWi-Fi設定、保存済みSSID、再接続
古いルーターではつながるが新しいルーターではつながらない新しいルーターのWANポート、動作モード、IPoE・PPPoE設定
Wi-FiにはつながるがWebページを開けない回線・プロバイダの開通、Internetランプ、接続設定
初期化・追加変更をする前に止まる

機器の初期化は現在の設定を消す操作です。原因がわからない段階では行わないでください。

  • 最初に、配線・SSID・利用開始状況・接続方式・動作モードを確認する
  • 現在のランプ状態・配線・設定画面を写真やメモに残す
  • 再設定に必要なID・パスワードを確認できるまで初期化しない
  • 公式窓口へ相談した後は、案内を待つ間に別の設定を追加変更しない
  • まだ必要な旧回線や機器を自己判断で解約・返却しない
  • 案内された操作を1つずつ行い、操作内容と結果を記録する

初期化が必要と案内された場合も、元の状態へ戻す方法を確認してから実行しましょう。

Wi-Fiルーターを交換する前の準備、配線、接続、端末の再接続までを最初から確認したい方は、次の記事へ進んでください。
Wi-Fiルーターを交換する前の準備から、接続・設定までを順番に確認する

すでにルーターを交換し、つながらない原因を詳しく切り分けたい方は、初期化前に次の8手順を確認しましょう。
ルーター交換後につながらない原因を、配線・SSID・接続方式・動作モードの順で確認する

次へ進む条件:回線側機器のランプ、WAN配線、新しいSSID、接続方式、動作モード、起動状態を1つずつ確認し、原因となる範囲を絞れた。

7-3.解決しない場合は追加変更を止めて公式窓口へ相談する

確認しても解決しない場合は、それ以上の設定変更を止め、症状に合う公式窓口へ相談します。

回線事業者、プロバイダ、ルーターメーカー、管理会社では、確認できる範囲が異なります。

症状に合わない窓口へ連絡すると、別の窓口を案内され、解決まで時間がかかることがあります。次の表を目安に相談先を分けましょう。

困っている内容主な相談先伝える内容
申込状況・利用開始日・回線工事新しい回線事業者受付番号、工事日、利用開始日、現在の申込状態
IPv6・IPoE・PPPoE・接続ID新しいプロバイダ契約サービス、接続方式、表示された認証エラー
Wi-Fiルーターの設定・動作モード・故障ルーターメーカー機器型番、ランプ状態、配線、設定画面の表示
旧回線の解約・プロバイダ退会・機器返却旧回線事業者・旧プロバイダ契約番号、解約受付状況、返却機器と発送状況
共用部・配管・工事許可管理会社・回線事業者予定している工事内容、作業場所、穴あけの有無

問い合わせる前に、次の情報を用意しておくと確認がスムーズです。

  • 契約者名・設置先住所
  • 申込時の受付番号・お客さまID
  • 工事日・切り替え日・利用開始日
  • ONU・ホームゲートウェイ・ルーターの型番
  • 各機器のランプ状態がわかる写真
  • 配線全体と接続ポートがわかる写真
  • 画面に表示されたエラーの文章・番号
  • 最後に行った作業と、その前後で変わったこと

問い合わせ時の伝え方:
〇月〇日に「〇〇光」の利用開始予定となっていますが、現在インターネットへ接続できません。
受付番号は「〇〇」、使用しているONUは「〇〇」、Wi-Fiルーターは「〇〇」です。
ONUのランプは「〇〇」、ルーターのランプは「〇〇」の状態です。
配線、SSID、再起動、接続方式を確認しましたが改善しません。契約・開通側と機器側のどちらを確認すべきか教えてください。

この章の完了条件
  • 利用開始日・申込状況・本人確認・工事完了・接続サービスの開通状態を確認した
  • ONU・ルーター・配線・SSID・接続方式を順番に確認した
  • 原因が契約・回線側か、宅内機器・設定側かを絞った
  • 解決しない場合は追加変更や初期化を止め、症状に合う公式窓口へ必要な情報を伝えた
  • 問い合わせの受付番号・案内内容・行った操作と結果を記録した

通信が正常に戻った場合は、第6章の端末・サービス確認をもう一度行います。問題がなく、新回線を安定して利用できることを確認してから、必要な旧契約の終了や機器返却へ進みましょう。

8.新回線を確認してから旧回線の終了と機器返却を進める

新回線が正常に使えることを確認した後、旧契約が自動的に終了するのか、別途解約が必要なのかを確認します。

光回線の乗り換えでは、回線契約が切り替わっても、旧プロバイダ、レンタル機器、セキュリティなどのオプションが残る場合があります。

また、契約の解約と機器返却は、別の手続きです。それぞれの完了状態を確認してください。

旧契約の終了確認、機器返却、最終請求の順に1つずつ進め、受付番号や発送記録を残しましょう。

旧回線の後処理は、次の3段階で進めます。

  1. 旧回線・旧プロバイダ・オプションの終了状態を確認する
  2. 返却対象・返却期限・返却先を確認して機器を発送する
  3. 最終請求・工事費残債・割引・特典条件を確認する

まず契約の終了状態を確認し、その後に機器返却と請求確認へ進みましょう。

8-1.旧回線が自動終了するか、別途解約が必要か確認する

最初に、旧回線・旧プロバイダ・オプションを分け、それぞれの契約終了状態を確認します。

乗り換え方法によっては、回線の切り替えに合わせて旧回線契約が終了します。

一方で、旧プロバイダや一部のオプションは自動終了せず、個別の退会・コース変更・解約が必要になる場合があります。

乗り換え方法・契約主な確認内容先に行わないこと
転用フレッツ光から光コラボへの切り替え完了日を確認する。フレッツ光と別契約の旧プロバイダが残らないか確認する転用完了前にフレッツ光や旧プロバイダをまとめて通常解約しない
事業者変更事業者変更完了日と、現在の光コラボ契約の終了状態を確認する事業者変更とは別に、旧回線の通常解約を重ねて申し込まない
光回線再利用現在の回線事業者と乗り換え先の両方へ、旧契約の終了日と残るサービスを確認する一般的な事業者変更と同じだと判断し、自己判断で解約しない
新規契約+旧回線解約新回線の正常利用を確認した後、現在の回線事業者へ別途解約を申し込む新回線の開通確認前に旧回線を解約しない
旧プロバイダの別契約退会、料金コース変更、メールのみ継続など、必要な手続きを確認するメールや接続サービスの継続可否を確認せず解約しない
残っているオプション電話、テレビ、セキュリティ、サポート、ルーターレンタルなどの終了状態を確認する回線が終了すれば、すべて自動的に終了すると思い込まない

旧契約が終了したかどうかは、電話で案内を受けただけでなく、会員ページ、受付完了メール、解約受付書面などでも確認します。

各サービスについて、終了状態・終了日・解約申込日・受付番号・確認方法・最終料金・返却機器の有無を記録してください。

  • 旧回線:自動終了・別途解約・要確認
  • 旧プロバイダ:自動終了・退会・コース変更・継続
  • ひかり電話:乗り換え済み・終了・要確認
  • テレビサービス:継続・終了・再申し込み
  • セキュリティ・サポート:継続・終了・要確認
  • ルーター等のレンタル:継続・解約・返却待ち
  • スマホセット割:継続・終了・新回線側で申請
終了を確認できない契約は解約済みと判断しない

公式案内、会員ページ、受付メールなどで終了を確認できない契約は、解約済みだと思い込まないでください。

翌月以降も請求が続く可能性があるため、現在の回線事業者・プロバイダ・オプション提供元へ確認します。

事業者変更の手続きや、フレッツ光を解約する場合の流れは、次の公式案内でも確認できます。

※実際の終了方法は、現在契約している事業者の案内を優先してください。

次へ進む条件:旧回線・旧プロバイダ・電話・テレビ・オプションごとに、自動終了・別途解約・継続のどれに当たるかを確認できた。

8-2.レンタル機器の返却対象・期限・返却先を確認する

契約終了を確認したら、レンタル機器ごとに返却対象・返却期限・返却先を確認します。

自宅にある機器が、すべて同じ会社から貸し出されているとは限りません。

NTTのロゴが入ったONUやホームゲートウェイと、回線事業者・プロバイダから借りたWi-Fiルーターなどでは、返却先や返却方法が異なる場合があります。

機器の種類主な貸出元確認すること
ONU・VDSL装置NTT東日本・西日本、回線事業者撤去工事で回収するか、返却キットで返すか
ホームゲートウェイNTT東日本・西日本、回線事業者電話サービス終了後に返却する機器か
Wi-Fiルーター回線事業者・プロバイダ購入品かレンタル品か、返却期限はいつか
専用アダプター・中継機プロバイダ・オプション提供元別の返却先や解約手続きがないか
電源アダプター・ケーブル各機器の貸出元本体と一緒に返却する付属品か

返却案内が届いたら、次の情報と写真を機器ごとにまとめて保存してください。

  • 機器情報:機器名・型番・製造番号・シリアル番号
  • 返却先:貸出元・返却先住所
  • 返却条件:返却期限・返却キット・指定伝票・送料
  • 費用条件:未返却・破損・付属品不足時に発生する費用
  • 返却物の写真:機器本体・型番ラベル・電源アダプター・付属品・梱包前後の状態
  • 発送記録:追跡できる方法で発送し、発送日・配送伝票・追跡番号を保存
機器返却で間違えない2つの注意点
  1. 貸出元や返却先が異なる機器を同じ箱へ入れない
    NTTへ返す機器と、回線事業者・プロバイダへ返す機器は、指定された返却キット・伝票・宛先に分けて発送してください。
  2. 機器を返却しただけで契約も解約されたと思わない
    回線契約・プロバイダ・オプションの終了状態と、機器の返却完了は別々に確認してください。

配送完了後も、事業者の会員ページなどで返却受付状況を確認できる場合は、反映されるまで記録を残してください。

公式の返却方法は、次の案内も参考になります。

※返却対象・期限・宛先・送料は事業者や契約内容によって異なります。実際に届いた返却案内を優先してください。

次へ進む条件:返却対象を貸出元ごとに分け、正しい返却先へ期限内に発送し、発送日・追跡番号・返却物の写真を保存できた。

8-3.最終請求・残債・割引・特典条件を確認する

旧回線を解約して機器を返却した後も、最終請求と新回線の特典確認が残っています。

旧回線の最終料金は、解約日と同じ日に確定するとは限りません。

工事費残債、機器未返却時の費用、オプション料金などが、翌月以降に請求される場合もあります。

次の項目を、新旧回線に分けて確認してください。

確認項目確認する内容
旧回線の最終料金解約月の日割り有無、請求対象期間、引き落とし予定日
契約解除料発生の有無、請求額、請求月
工事費残債残額、一括請求か分割継続か、請求時期
機器関連費用未返却・破損・付属品不足などによる費用の有無
スマホセット割旧回線側の割引終了月、新回線側での申請状況
新回線の初期費用契約事務手数料、工事費、機器費用、初月料金
キャッシュバック申請日、申請方法、案内メールの送信先、受取時期
特典の継続条件契約期間、指定オプション、支払い方法、申請期限

表の各項目に、金額・確定日・確認予定日・申請日を追記し、受付番号・契約書面・案内メールと一緒に保管してください。

キャッシュバックや月額割引は、回線が開通しただけで自動的に受け取れるとは限りません。

申請期間が決まっている、案内メールから手続きする、指定オプションや支払い方法が条件になっているなど、申込窓口ごとに条件が異なります。

申込完了メール、契約書面、キャンペーン案内を確認し、申請日をカレンダーなどに記録しておきましょう。

特典を確認する前にオプションを解約しない

不要に見えるオプションでも、特典の適用期間や受け取り条件に関係している場合があります。

契約書面とキャンペーン条件を確認し、必要な継続期間を過ぎてから解約してください。

ただし、不要なオプションを必要以上に継続しないよう、解約できる最短日も記録しましょう。

この時点での確認:旧回線の最終料金・工事費残債・機器費用について、すでに請求が確定している項目は金額を確認し、まだ確定していない項目は確認予定日を記録します。

まだ最終請求や返却受付を確認できない場合:確認予定日を記録した時点では、「後日確認待ち」です。受付番号、追跡番号、契約書面、請求予定日、特典の案内メールを保管し、確認日を迎えたら再度確認してください。

返却受付・最終請求・残債・特典条件まで確認できた時点で、乗り換え手続き完了となります。

この章の完了条件
  • 旧回線・旧プロバイダ・オプションの終了状態、終了日、解約受付番号を確認した
  • 返却対象を貸出元ごとに分け、正しい返却先へ発送し、追跡番号と写真を保存した
  • 旧回線の最終料金・工事費残債・機器費用と、新回線の初期費用・割引を確認した
  • キャッシュバックなどの申請日・受取条件・継続条件・確認予定日を記録した

現在の状態が「切り替え作業完了」「後日確認待ち」「乗り換え手続き完了」のどれに当たるかを、次の章で確認します。

9.光回線の乗り換え完了チェック|解約・返却・請求まで確認する

新回線がつながっただけでは、光回線の乗り換え手続きがすべて完了したとはいえません。

新回線の正常利用、旧契約の終了手続き、レンタル機器の発送まで終われば、まずは「切り替え作業完了」です。

その後、返却受付、最終請求、工事費残債・機器費用の確認に加えて、対象となる方は必要な特典申請まで終え、受取条件と予定日を確認できれば、「乗り換え手続き完了」となります。

まだ確認日を迎えていない項目がある場合は、完了したと思い込まず、「後日確認待ち」として確認予定日を記録しておきましょう。

乗り換え後の状態は3つに分けて確認する

1.切り替え作業完了

  • 新回線で普段必要な端末・サービスを利用できる
  • 必要な旧契約の終了手続きが済んでいる
  • 返却対象のレンタル機器を発送している

2.後日確認待ち

  • 機器の返却受付がまだ反映されていない
  • 旧回線の最終請求がまだ確定していない
  • キャッシュバックなどの申請日を迎えていない

3.乗り換え手続き完了

  • 機器の返却受付を確認した
  • 最終請求・工事費残債・機器費用に不明点がない
  • 対象となる特典の申請を行い、受取条件と予定日を確認した

後日確認待ちの項目がある場合は、確認予定日まで受付番号・書類・メール・追跡番号を保管してください。

9-1.乗り換え完了チェックリスト

すべてを一度に確認する必要はありません。現在の段階に当てはまるチェックリストだけ確認してください。

次の項目を、申し込み前・開通時・旧回線の後処理に分けて確認します。

申し込み前・申し込み時の確認

  • □ 転用・事業者変更・光回線再利用・新規契約のどれに当たるか確認した
  • □ 現在の回線・プロバイダ・契約者名を記録した
  • □ 解約費用・工事費残債・付帯サービスへの影響を確認した
  • □ 必要な承諾番号と有効期限を記録した
  • □ 乗り換え先の受付完了メールや申込状況を確認した
  • □ 申込プラン・プロバイダ・電話・テレビなどの内容を確認した
  • □ 工事費・手数料・特典の適用条件を記録した

未確認の項目がある場合は、第2章から第4章へ戻って確認してください。

日程・新回線の動作確認

  • □ 工事日・回線切り替え日・機器到着日・利用開始日を確認した
  • □ 新回線を確認する前に旧回線を通常解約していない
  • □ スマートフォンやパソコンでWebページを利用できた
  • □ 普段使うWi-Fi・有線接続を確認した
  • □ テレビ・ゲーム機など必要な端末を利用できた
  • □ ひかり電話の発信・着信を確認した
  • □ IPv6・IPoEなど必要な接続サービスを確認した
  • □ しばらく使用しても、頻繁な切断や不具合が起きていない

新回線につながらない項目がある場合は、旧回線の解約・機器返却を進めず、第7章の確認順へ戻ってください。

切り替え作業完了チェック
  • □ 新回線で普段必要な端末・サービスを正常に利用できた
  • □ 旧回線が自動終了か、別途解約が必要かを確認した
  • □ 必要な旧回線の解約手続きを行い、終了日・受付番号を記録した
  • □ 旧プロバイダの退会・継続・コース変更を確認した
  • □ 不要な電話・テレビ・セキュリティなどのオプションを確認した
  • □ レンタル機器を貸出元ごとに分けた
  • □ レンタル機器を正しい返却先へ期限内に発送した
  • □ 返却物の写真・発送日・追跡番号を保存した

ここまでチェックできれば、切り替え作業完了です。

後日確認チェック|すべて終われば乗り換え手続き完了
  • □ レンタル機器の返却受付を確認した
  • □ 旧回線の最終料金・契約解除料を確認した
  • □ 工事費残債・機器関連費用に不明点がない
  • □ 新回線の初期費用とスマホセット割を確認した
  • □ キャッシュバックなどの申請日・申請方法を確認した
  • □ 必要な特典申請を行い、受取条件・受取予定日を記録した

まだ確認日を迎えていない項目がある場合は、「後日確認待ち」です。

すべて確認でき、料金・返却・特典に不明点がなければ、乗り換え手続き完了です。

チェックが残っている場合は、該当する章へ戻ってください。

  • 手続き方法・承諾番号が不明
    第2章・第4章へ戻る
  • 工事日・利用開始日が不明
    第5章へ戻る
  • 新回線の動作を確認できていない
    第6章へ戻る
  • 新回線につながらない・手続きが進まない
    第7章へ戻る
  • 旧契約・機器返却・最終請求が未確認
    第8章へ戻る

すでに終わった手続きをやり直す必要はありません。未確認の項目だけを、公式窓口の案内に沿って進めましょう。

9-2.次に読む記事を状況別に選ぶ

乗り換え前の判断や、乗り換え後の問題が残っている場合は、現在の状況に合う記事だけを確認してください。

同じ内容の記事を何本も読む必要はありません。今困っていることに最も近い項目から進みましょう。

状況別に次の記事を選ぶ

9-3.まとめ|1つずつ完了を確認してから次へ進む

光回線の乗り換えで最も重要なのは、最初に手続き方法を確認し、新回線で正常に利用できるまで旧回線を通常解約しないことです。

新回線で必要な端末・サービスを確認した後、旧回線・旧プロバイダ・不要なオプションの終了と、レンタル機器の返却を別々に進めます。解約と機器返却は同じ手続きではありません。

返却受付、最終請求、工事費残債、特典申請など、後日確認する項目が残る場合は、確認予定日を記録して「後日確認待ち」としてください。

返却受付・最終請求・残債・必要な特典申請まで確認できれば、光回線の乗り換え手続きは完了です。すべてを一度に進めず、1つずつ完了を確認してから次へ進みましょう。

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とりまんじゅう
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つながる研究員
ネットが遅い・Wi-Fiが弱い・マンション回線で困ったとき、専門用語ばかりでよく分からない…。
そんな経験から、同じように悩む方が迷わず確認できるように、このブログを始めました。
VDSL・光配線方式・工事不要回線・Wi-Fi機器の選び方などを、初心者にもわかるように図解とやさしい言葉で整理しています。
ネットのことで不安を感じたときに、安心して読める場所を目指しています。
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