NATタイプFとは?意味・原因とまず試す改善の順番【Switch】
Switchのオンラインがうまくいかなくて、接続テストで NATタイプF が出ると焦りますよね。
最初からFのこともあれば、環境が変わって「急にFっぽくなる」こともあります。
「これって何?」「なぜF?」「まず何から?」がわからないままだと、手当たり次第に設定をいじって迷子になりがちです。
この記事では、NATタイプF の意味をやさしく整理しつつ、原因を大きく3つに分けて、最初に試す順番(1〜3手)までを短くまとめます。
原因が見えると、次にやることがスッと決まります。D/F→A/Bを目指す具体的な設定手順は別の記事にまとめているので、ここで整理できたらそのまま進められます。
→ SwitchのNATタイプを改善する方法|D/FをA/Bにする設定手順
- Switchの「設定」を開く
- 「インターネット」→「接続テスト」
- 画面に出る「NATタイプ」を確認
※表示がF(またはFっぽい)なら、この記事の順番どおりに見直すと迷いません。

1. 結論:NATタイプFの意味(まずここだけ)
Switchの接続テストで NATタイプF と出たら、まずこう覚えてください。
「オンラインで人とつながる道が、すごくせまくなってる」 というサインです。
ゲーム機やネットがこわれた、というより、
通り道(ネットの出口)が混んでいたり、門が固く閉じていたりするイメージです。
まとめ:NATタイプF=オンラインの“通り道”がせまい状態です。
1-1. NATタイプFは「オンラインが通りにくい状態」

たとえば、友だちの家に行く道を想像してみてください。
いつもは広い道でスイスイ行けるのに、今日は工事で1本の細い道しか通れない。
これが 「通りにくい」 状態です。
NATタイプF のとき、Switchの通信も似たことが起きます。
Switchから外(インターネット)に出る“出口”がせまくて、
友だちとやり取りするための通信が通りづらくなっています。
だから、たとえばこんな困りごとが出やすいです。
- 部屋に入れない(フレンドの部屋に参加できない)
- マッチングしにくい(つながるまで時間がかかる)
- 途中で切れる(急に落ちる)
まとめ:NATタイプFは「外へ出る出口がせまい」=つながりにくい状態です。
1-2. NATタイプとは?Fだと何が起きる?(Switch)
NATタイプ をすごく簡単に言うと、
「Switchの通信が、外へ出たり、外から入ってきたりするときの通りやすさ」 です。
ここでたとえ話をもうひとつ。
家の玄関に「門番(もんばん)」がいて、知らない人を入れないようにしています。
この門番が
- ゆるめだと → 友だちが入りやすい(通りやすい)
- きびしいと → 友だちが入りにくい(通りにくい)
NATタイプF は、この門番がかなりきびしくて、
友だちとのやり取りが通りにくくなる状態です。
だから、「ひとりで遊ぶ」はできても、
だれかとつながる遊び(オンライン) がうまくいかないことがあります。
まとめ:NATタイプ=通りやすさの目安/Fは“かなり通りにくい”状態です。
NATタイプF=Switchの故障とは限りません。
多くは、ルーターや回線の“通り道”の問題なので、順番に見直すと改善できます。
2. なぜNATタイプFになる?原因は3つ

- 最近ルーターや中継器を増やした/機械が2つある → 原因①(ルーター構成)が濃い
- 部屋を移動すると変わる/時間帯で変わる → 原因②(Wi-Fiの揺れ)が濃い
- ①②を直しても変わらない/ずっとFっぽい → 原因③(回線側)が濃い
NATタイプFになる理由は、だいたい次の3つのどれかです。
Switchが悪いというより、ネットの通り道のどこかが細くなっていることが多いです。
これからこの章で、原因を
①家の中(ルーターのつなぎ方)②つなぎ方(Wi-Fiの安定)③回線側(外の出口)
の3つに分けて、やさしく見ていきます。
2-1. 原因① ルーター構成(例:二重ルーター)
まず多いのが、ルーター(ネットの門番)が2人いるパターンです。
たとえば家の玄関に門番がいて、さらに部屋のドアにも門番がいる感じ。
門番が2人だと、どっちかが止めてしまって、通り道がせまくなりやすいです。
これをよく「二重ルーター」と呼びます。
起きやすい例はこんな感じです。
- もともとのルーターに、さらに別のルーターをつないだ
- ホームルーター(置くだけWi-Fi)に、さらに市販ルーターを足した
- 中継器やメッシュを増やして、構成が複雑になった
「最近、機械を増やした・配置を変えた」なら、ここが原因のことが多いです。
まとめ:ルーターが2つ以上だと、出口がせまくなってFが出やすいです。
※「中継器とメッシュ、どっちを足すべき?」で迷う人は、まず違いだけ先に確認すると判断が速くなります。
図でわかる!メッシュWi-Fiと中継器の違い
2-2. 原因② 接続の揺れ(Wi-Fi/中継/テザリング)
2つ目は、つながり方がふらふらしているパターンです。
道はあるけど、途中がグラグラのつり橋みたいな感じ。
一瞬つながっても、すぐ不安定になって、結果としてオンラインが通りにくくなります。
特に起きやすいのはこんなときです。
- Switchがルーターから遠くて、電波が弱い
- 2.4GHzと5GHzが切り替わって、安定しない
- 中継器をはさんでいて、タイミングによって遅くなる
- スマホのテザリングで遊んでいて、電波が変わりやすい
もし「場所を変えるとマシになる」「時間帯で変わる」なら、
この “揺れ” が原因の可能性が高いです。
まとめ:Wi-Fiや中継、テザリングの“ゆれ”でもFっぽくなります。
2-3. 原因③ 回線側の仕様(出口が狭い)
3つ目は、家の中を直しても、外の道そのものがせまいパターンです。
これは「家の玄関までは広いのに、町へ出る道が細い」みたいな状態です。
たとえば、次のような回線や使い方だと、
最初から“出口がせまくなりやすい”ことがあります。
- みんなで1つの出口を共有していて、混みやすい
- 回線の仕組み上、外からの通信が入りにくい
- 夜など混む時間に、急に不安定になる
このタイプは、SwitchやWi-Fiを少し変えただけでは改善しないこともあります。
だからこそ、まずは①②を先に疑って、ダメなら③の順で考えると迷いません。
まとめ:家の外(回線の仕組み)で出口がせまいと、Fが続くことがあります。
「設定をいじっても変わらない…」というときは、回線側(CGNAT)の確認がいちばん重要です。
確認方法と考え方はこちらでまとめています。

3. まず試す順番(1〜3手)

NATタイプFを直すときは、いきなり難しい設定に飛ばず、
「かんたんで、効果が出やすい順」に試すのがいちばん早いです。
この章では、迷わないように 3手だけにしぼって紹介します。
順番は「①かんたん → ②原因が多い → ③必要なら」です。
3-1. ① 再起動(順番つき)
まずは 電源を入れ直すだけで直ることがあります。
ネットの道がいったんごちゃっとしたのを、きれいに並べ直すイメージです。
ポイントは 順番 です。
次の順にやると、失敗しにくいです。
- モデム/ONU(光回線の箱)を電源OFF → 30秒待つ → ON
- ルーター を電源OFF → 30秒待つ → ON
- Switch を再起動 → 接続テスト
※30秒待つのは、機械の中のメモ(いったん決めた通信の道)をしっかりリセットするためです。
これだけで、Fが動く(改善する)こともあります。
まとめ:まずは「箱→ルーター→Switch」の順で再起動がいちばん手軽です。
3-2. ② 二重ルーターを疑う
次は、原因として多い 「門番が2人」 を疑います。
ここで大事なのは、難しい言葉を覚えることより、
“ルーターが2台以上になっていないか”を見ることです。
チェックのしかた(かんたん版)はこれです。
- 家に Wi-Fiを出す機械 が2つ以上ある
- 「置くだけWi-Fi(ホームルーター)」+「市販ルーター」を両方使っている
- ONU一体型ルーター+別ルーター…みたいに、ルーターっぽい箱が重なっている
もし当てはまったら、ルーターを1台に近づける方向で見直すと、
NATタイプが良くなることがあります。
※ここから先の具体的な設定(どれをルーターモードにするか等)は、環境で変わって長くなるので、別の記事で解説しています。
まとめ:ルーターが2つ以上は“Fの大本命”。まずここを疑うのが近道です。
3-3. ③ 開放系(UPnP/ポート)は“必要なら”
①②をやってもダメなとき、次に考えるのが 「門を少し開ける」 方法です。
イメージは、家の門番に「このゲームの通信は通していいよ」と教える感じ。
ここで出てくるのが、
- UPnP(自動で門を開けてくれる仕組み)
- ポート開放(通り道を指定して開ける方法)
などです。
ただし、この方法は
- ルーターの機種で画面が違う
- 設定項目が多い
- 間違えると別のトラブルになることもある
ので、やるなら手順を見ながら丁寧にが基本です。
この記事では「必要になる条件」と「やる順番」までにして、具体的な操作手順は解説の手順記事にまとめています。
「①②で改善しない」+「オンラインがどうしてもつながらない」なら、次の手順に進むのがいちばん安全です。
まとめ:①②で直らなければ、③“開放系”の出番。手順は解説記事で進めましょう。
- NATタイプFの意味がわかった
- 原因が①②③のどれっぽいか決まった
- ①再起動・②二重ルーター確認まで試した
→ あとは手順記事で、D/F→A/Bを目指して進めればOKです。
4. 次に読む:D/F→A/Bの全体手順はこちら
4-1 ここまでで「原因」と「順番」は決まりました
ここまで読んだあなたは、もう大丈夫です。
NATタイプF の意味がわかって、「どこが詰まっていそうか」も見えてきました。
まず試す順番も ①再起動 → ②二重ルーター → ③開放系 と決まりました。
まとめ:原因の当たりがつくと、次の手順が迷いません。
4-2 具体的な設定手順(D/F→A/B)はこの記事で進めてください
「すぐ直したい」「A/Bに近づけたい」人は、次の記事へどうぞ。
環境別に、D/F→A/Bを目指す設定手順を画面つきでまとめています。
①②まで試しても改善しない人は、次の手順で一気にA/Bを狙いましょう。

まとめ:ここから先は“手順”の番。上の記事の流れで進めればOKです。
まとめ
- 結論(Fの意味):Switchの通信の“出口”がせまく、オンラインが通りにくい状態です。NATタイプF はそのサインだと覚えてください。
- 原因の切り分け(3つ):
① ルーター構成(ルーターが2つ=二重ルーターなど)
② 接続の揺れ(Wi-Fiが弱い/中継/テザリングなど)
③ 回線側の仕様(外の出口がせまい・混みやすい) - まず試す順番(1〜3手):
① 再起動(箱→ルーター→Switchの順)
② 二重ルーターを疑う(ルーターが2台以上ないか確認)
③ 開放系(UPnP/ポート)は必要なら(手順を見ながら) - 次に読む:設定の全体手順はこちら:
ここまでで原因の当たりがついたら、次は“手順”を進める番です。
→(内部リンク)SwitchのNATタイプを改善する方法|D/FをA/Bにする設定手順
次にやること:①再起動→②二重ルーター確認まで試して、まだダメなら上の手順記事でD/F→A/Bを目指して進めてください。

