賃貸・マンション回線
PR

VDSLとLAN配線方式の違い|どっちが速い?見分け方もやさしく解説

VDSLとLAN配線方式の違い|どっちが速い?見分け方もやさしく解説
tsuda
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「VDSLとLAN配線方式って、結局何が違うの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

どちらも建物までは光回線を使うことがありますが、建物の共用部分から部屋まで使う線が異なります。

この記事は、自分の部屋がVDSL方式かLAN配線方式か分からない人、どちらが速いか知りたい人向けです。

両者の違いを比較したうえで、壁の差し込み口・機器・契約書から配線方式を見分け、遅いときに次に何を確認すべきかまで判断できるように整理します。

先に結論|VDSLとLAN配線方式の違い
  • VDSL方式
    部屋まで電話線を使う
  • LAN配線方式
    部屋までLANケーブルを使う
  • 速度・安定性
    一般にはLAN配線方式のほうが有利になりやすい
  • 見分け方
    壁の差し込み口・機器名・契約書を確認する

ただし、実際の速さは建物設備やルーター・Wi-Fi環境でも変わります。

1. VDSLとLAN配線方式の違いを比較するとこうなる

VDSLとLAN配線方式は、主に部屋まで使う線・速度の出やすさ・安定性が異なります。まずは、部屋まで何の線でつながっているのかを図で確認しましょう。

VDSLは共用部から部屋まで電話線、LAN配線方式はLANケーブルを使う構造の違いを比較した図。

1-1. 比較表|VDSLとLAN配線方式の違い

まずは、VDSLとLAN配線方式の違いを表でざっくり見てみましょう。細かい例外はありますが、初心者の方はまずこの表のイメージをつかめばOKです。

比較項目VDSL方式LAN配線方式
部屋までの線電話線LANケーブル
速さの出やすさ100Mbps前後で頭打ちになりやすい建物設備によっては1Gbpsに対応することがある
安定しやすさ混雑や影響を受けやすいVDSLより安定しやすいことが多い
見分けるヒントTEL口、VDSLモデムLANポート、LAN配線表記
利用時の傾向夜の遅さや速度不足が気になりやすいVDSLより余裕があり、普段使いには十分なことも多い
次に見るポイントVDSLの改善策・終了対象か宅内のWi-Fi・ルーター・有線確認

この表で大事なのは、VDSLは電話線、LAN配線方式はLANケーブルという土台の違いです。ここが違うので、速度や安定性にも差が出やすくなります。

1-2. 配線の違い|電話線か、LANケーブルか

VDSLは、建物の共用部分までは光回線で、そこから部屋までは電話線を使う方式です。

LAN配線方式も建物の共用部分までは光回線ですが、そこから部屋まではLANケーブルを使います。

電話線と光ファイバーの仕組みの違いまで確認したい方は、光回線と電話線の違いも参考になります。

いちばん大きな違いは、部屋まで使う線の種類です。

1-3. 速度と安定性の違い|一般にどちらが有利?

速さや安定性で見ると、一般にはLAN配線方式のほうがVDSLより有利なことが多いです。VDSLは電話線を使うため、100Mbps前後で頭打ちになりやすく、夜の混雑時に「思ったより出ない」と感じやすいです。LAN配線方式はVDSLより条件がよいことが多く、1Gbps対応の設備なら、より余裕を持って使いやすいです。

ただし、ここで「LAN配線方式なら絶対安心」と思いすぎるのは注意です。建物の設備が古い場合や、部屋の中のルーター・Wi-Fi環境が弱い場合は、LAN配線方式でも遅く感じることがあります。

この時点では、速さと安定性はLAN配線方式が有利になりやすい、と押さえておけば大丈夫です。

1-4. 実測例|同じ回線でも接続方法と距離で速度は変わる

当サイトの平日昼の測定では、同じ回線環境でも、部屋の中を有線でつなぐか、Wi-Fiでつなぐか、ルーターからどのくらい離れるかによって速度に差が出ました。

  • 有線接続(CAT6A)
    下り平均:約790Mbps
  • 5GHz・ルーター近く
    下り平均:約549Mbps
  • 5GHz・離れた場所
    下り平均:約357Mbps

いずれも3回測定した平均値です。この測定では、同じ回線環境でも、宅内の接続方法やルーターからの距離によって速度差が出ることを確認できました。

※この測定は、VDSL方式とLAN配線方式を同じ条件で直接比較したものではありません。配線方式以外にも速度を左右する要因があることを確認するための参考値です。

2. 自分の部屋はどっち?見分け方はこの3つでOK

注意|「光対応」だけでは配線方式は分からない

建物までは光回線でも、部屋までは電話線を使うVDSL方式や、LANケーブルを使うLAN配線方式の場合があります。

マンション全体の広告だけでなく、自分の部屋の差し込み口・機器・契約書も確認しましょう。

自分の部屋がどちらか分からない場合は、まず下の3つを順番に確認しましょう。

VDSLかLAN配線方式かを、壁の差し込み口・接続機器・契約書や案内の3ステップで確認し、複数のヒントから判断する図。

2-1. 壁の差し込み口を見る|TEL口か、LANポートか

いちばん手軽なのは、部屋の壁についている差し込み口を見ることです。

TEL口があり、電話線のような細いケーブルを使っているなら、VDSLの可能性があります。反対に、パソコンにつなぐような四角いLANポートが中心なら、LAN配線方式の可能性が上がります。

たとえば、引っ越したときから「ここにルーターをつないでください」と言われた場所が、電話の差し込み口っぽいならVDSL寄りです。逆に、LANケーブルをそのまま挿す口が壁にあるなら、LAN配線方式寄りと考えやすいです。

まずは、TEL口ならVDSL寄り、LANポートならLAN配線方式寄りと見てよいことが多いです。

2-2. 機器を見る|VDSLモデムがあるか

次に見たいのは、部屋で使っている機器です。もし小さめの機械にVDSLモデムと書かれていたら、かなり強いヒントになります。VDSLは電話線の信号をネット用に変える機械を使うことが多いので、その機器があるならVDSLの可能性は高いです。

逆に、壁のLANポートからそのままルーターにつないでいて、VDSLモデムのような中間の機械が見当たらない場合は、LAN配線方式の可能性があります。ただし、機械の名前が分かりにくいこともあるので、型番やラベルを軽く見るだけでも十分です。

「VDSLモデム」があるかどうかは、VDSLかどうかを見分ける強い手がかりになります。

2-3. 契約書や案内を見る|方式名で確認する

壁や機器だけでははっきりしないときは、契約書・申込書・管理会社や回線会社の案内を見るのが安心です。ここに「VDSL方式」「マンションVDSL」「LAN配線方式」などの書き方があれば、かなり判断しやすくなります。言葉が難しく感じても、方式名だけ探せばOKです。

特に「光対応マンション」とだけ書いてある案内は、部屋までの方式までは分からないことがあります。そのため、マンション全体の広告よりも、自分の契約書や個別案内のほうが役に立ちやすいです。

最終確認では、建物の宣伝より、自分の契約書や案内を見るほうがズレにくいです。

3. よくある混同|「LAN配線方式」と「LAN方式」は別もの

「LAN配線方式」と「LAN方式」は名前が似ていますが、指している範囲が異なります。

  • LAN配線方式
    マンションの共用部分から部屋まで、LANケーブルで届ける配線方式
  • LAN方式
    有線LANやWi-Fiなど、部屋の中で機器をつなぐ方法を広く表す言葉

つまり、LAN配線方式は建物側、LAN方式は部屋の中の話です。詳しい使い分けは、LAN配線方式とLAN方式の違いで整理しています。

4. どちらを気にするべき?困りごとから判断しよう

配線方式の名前だけで判断するより、今どのように困っているかから確認すると、次に見る内容を選びやすくなります。

今の困りごとまず疑う方向次に確認すること
夜だけ遅いVDSL・回線混雑VDSLの改善策や混雑の切り分け
LAN配線方式なのに遅い宅内環境ルーター・Wi-Fi・有線接続
光対応なのに遅い部屋までの配線方式契約書・差し込み口・機器名
どの方式か分からない情報不足配線方式全体の見分け方

4-1. VDSLをまず疑いやすい人

まずVDSLを疑いやすいのは、TEL口を使っている人、VDSLモデムがある人、夜だけかなり遅い人です。

VDSLは電話線を使うため、速度の上限や混雑の影響を受けやすく、動画・ゲーム・ビデオ会議で不満につながることがあります。

たとえば、昼はそこそこ使えるのに、夜になると急に重くなる人は、VDSLや混雑の影響をまず疑いやすいです。もちろんWi-Fi側の問題もありますが、VDSL寄りの環境なら、建物側の条件も視野に入れておいたほうが整理しやすいです。

TEL口・VDSLモデム・夜の遅さがそろう人は、まずVDSL側を意識すると考えやすいです。

4-2. LAN配線方式をまず疑いやすい人

LAN配線方式を疑いやすいのは、壁にLANポートがあり、そこからルーターへ接続している人です。

VDSLモデムのような中間機器がなく、壁のLANポートから直接つないでいるなら、LAN配線方式の可能性があります。一般にはVDSLより条件がよいことが多く、方式そのものが極端に不利とは限りません。

ただし、LAN配線方式でも「絶対に速い」とは言えません。建物の設備が古い、ルーターが弱い、Wi-Fiの置き場所が悪いといった理由で、体感が下がることはあります。なので、LAN配線方式っぽい人は、方式だけで悲観するより、宅内や機器側も合わせて見るのが大切です。

LANポート中心の人はLAN配線方式寄りですが、遅いときは宅内環境も一緒に見るのがコツです。

4-3. 「今すぐ改善したい」ときは何を先に見る?

配線方式を見分けることも大切ですが、今すぐ困っている場合は、現在の悩みに合う改善方法へ進みましょう。

VDSL寄りで夜の遅さや速度不足に困っている人は、VDSLの改善策を確認します。LAN配線方式寄り、または光回線なのに遅い人は、ルーター・Wi-Fi・有線接続・契約・建物設備の順で原因を切り分けます。

今すぐ改善したい人は、方式の確認後に自分の悩みに合う実務記事へ進むのが最短です。

まとめ|VDSLは電話線、LAN配線方式はLANケーブル

VDSLとLAN配線方式の大きな違いは、部屋まで使う線の種類です。

  • VDSL方式
    部屋まで電話線を使い、速度は100Mbps前後で頭打ちになりやすい
  • LAN配線方式
    部屋までLANケーブルを使い、一般にVDSLより速度・安定性で有利になりやすい
  • 見分けられない場合
    壁の差し込み口・機器・契約書を順番に確認する

配線方式が分かれば、遅いときに建物側と宅内側のどちらを確認すべきか、次の行動を選びやすくなります。

次に読む記事|今の状況に合う1本を選ぼう

違いが分かったら、今の状況に当てはまる記事を1本だけ選んで確認しましょう。

今の状況に合う記事を選ぶ
ABOUT ME
とりまんじゅう
とりまんじゅう
つながる研究員
ネットが遅い・Wi-Fiが弱い・マンション回線で困ったとき、専門用語ばかりでよく分からない…。
そんな経験から、同じように悩む方が迷わず確認できるように、このブログを始めました。
VDSL・光配線方式・工事不要回線・Wi-Fi機器の選び方などを、初心者にもわかるように図解とやさしい言葉で整理しています。
ネットのことで不安を感じたときに、安心して読める場所を目指しています。
記事URLをコピーしました